フィリピンに住んでいると、日本クオリティーのスイーツを食べたいと思うことはありませんか?フィリピンには甘いものが本当に沢山ありますし、お茶すら甘いような国なのですが、手に届く価格帯のスイーツの質は決して高いとは言えません。今回はとても美味しいプリンとパンを提供しているお店「くもり」を訪れました。
今回筆者が訪れた「くもり」はマカティのSM地下1階にあります。正面入口から入ってエスカレーターを下ると正面にお店がありますので、すぐに見つけることができると思います。黄土色の看板に雲のようなマークが目印です。
「くもり」はチーズやクリームなどを利用した食べ物を多く取り扱っています。イチオシは筒型でサクサクのパイのようなものにクリームを入れる「クローネ」と呼ばれるスイーツ。筆者がお店を訪れた18時際には残り2つでした!他のおすすめはクリームパン、チーズケーキ、プリンなどがあります。
沢山の食べ物が並んでいますが、この「くもり」は現地の飲食グループの1つに入っており、同じグループにはマニラで展開している「大阪王将」もあります。日本のすかいらーくグループのように、フィリピンにも飲食店グループがあります。グループ内には他に中華料理、韓国料理などもあり幅広く展開しているようです。
フィリピンのパンは全体的にパサパサしているか、極端にオイリーであることが多く、日本人がすんなりおいしいと思うようなパンにお手軽価格ではなかなか出会えなかったりします。もちろんパンの専門店「Bread talk」などでは美味しいパンもあるのですが、日本人の食べ慣れた味とは言い切れない部分もあります。そういった面で「くもり」のパンは食べてみると「日本のパンの味でおいしい」と感じると思います。表面に薄くバターが塗られていたり、クリームパンのクリームの味が日本の懐かしさを感じる味だったり、”普通の日本のパン”が食べられるということ自体が現地在住であれば嬉しいことではないでしょうか。
今回はクリームパンの他に、プリンとチーズケーキを購入してみました。半熟チーズケーキはスフレチーズケーキのタイプで、好きな方はかなり好みの味になると思います。またプリンはクリーミーなタイプです。一般に「とろけるプリン」などの名称で人気があるタイプですね。牛乳が多めの味でした。
フィリピンでは全体的に日本食に出会うことが多くなってきたと思いますが、スイーツなど嗜好品はまだまだ珍しい存在かと思います。「くもり」のように日本の美味しい味を気軽に楽しめるお店がもっとマニラに増えてくるといいですね!
(Taku)