日本でも有名なフィリピンのドゥテルテ大統領。
最近はまたまたすごい事を言っているようで...
なんと!
「フィリピンから『マハルリカ』に国名を変えたい!」
そんな事ってあり??とびっくりしたんですが、よく考えたら国名が変わった国って意外とありますよね。
セイロン→ スリランカ
ビルマ→ ミャンマー
コンゴ→ ザイール→ コンゴ
(アフリカ)スワジランド→エスワニティ王国などなど
(コンゴは元に戻っていますね。)
それで、何故変えたいのかと言うと、
「フィリピンの国名は、フィリピンを発見したマゼランに資金提供をしていたスペインのフェリペ皇太子から来ているから」なんだそうです。
(※資金提供していたのはフェリペ皇太子ではない説もありますよ※)
フィリピンはスペインに長い間植民地されていましたので、その名残を消し去りたいんだとか。
気持ち的にはわからなくもないですね。
しかもこの「国名をマハルリカに変えたい」と言うのは、長期独裁政治を行っていたマルコス大統領も言っていたそうです。
でも、マルコス大統領が提案した時は、この話は立ち消えになったんだとか。
ちなみにマハルリカと言うのは、「高貴な生まれ」と言う意味なんだそうです。
フィリピンに多くいるマレー系の人達の言葉だとドゥテルテ大統領は言っています。
タガログ語もビサヤ語もマレー語も分からない私なので「そうなんだ。」としか言えませんが、実は突拍子もなく出てきた単語では無いんですよ。
フィリピンで人気のある歌のタイトルや、準プロバスケットボールリーグの名前で使われているので、フィリピン人にとっては聞き覚えのある言葉なんだそうです。
もちろん当然ながら、 議会内からも「憲法改正も必要で、変更事項が多すぎる」 といった実現性を疑う声も多くあります。
確かに、フィリピン航空とか名称どうなるんでしょう?
国中のフィリピンと言う文字が使われているものを変更するというのは、ものすごく大変なことだと思います。
さて、現在ではマルコス大統領の時代とは違って、国名を変えるとなると国民投票が行われるようです。
とは言え、ドゥテルテ大統領の行動力は全世界の人が知っていると言っても過言ではないくらい筋金入りですので、超法規的措置で反対意見を跳ねのけて、国名が変わる可能性大かもしれませんね。
今すぐどうこうと言う話ではありませんが、「マハルリカ共和国」って響きも良さそうだな~なんて外国人である私なんかは呑気に思っていますが、あくまで決めるのはフィリピンの人達です。
どうなっていくのでしょうか??
MARUでした。