(CC) 2018年3月
~バニラエア機内を徹底リポート~
空と海と太陽、バニラの花咲くキュートなデザイン
バニラエア 機体
バニラエアのブランドカラー(水色・黄色)は、レジャー・リゾート路線を中心とする航空会社らしく、空と海、心地よい解放感のある水色と太陽のような華やかさ・楽しさを表すイエローの2色になっているのだとか。
機体はエアバスA320でデザインは2種類あります。上の写真を見ると尾翼に違いが…。2号機と3号機の尾翼はシンプルなホワイト、初号機と4号機〜6号機はすべて鮮やかなイエロー。4号機以降は新しく、内装も完全バニラエア仕様とか。
搭乗はインゲートとバスゲートがありますが今回はインゲートでした。通路を抜けるとタラップの手前から客室乗務員(CA)さんが明るい笑顔でお出迎え。国際線のスタッフも日本人がメイン。日本流の質の良いサービスと日本語が通じる安心感があります。
身長153p、小柄な私が座ったスタンダードシートのサイズ感は?
1~3号機は黒の革シートを搭載した白と黒のシンプルな機内。4号機以降は青と黄色を基調としたリゾート感あふれる明るい機内でイタリア製本革シート。
座席は3席×2列で180席。通路は大人一人が通れる幅で、一般の飛行機より少し狭いくらいです。私が乗ったスタンダードシートは横50p×縦30pぐらい。身長153p、小柄な私が座り前の席とのシート間隔を計ったら約20pでした。身体が大きい方は横が厳しく、身長が高い方は前の席とのシート間隔が狭いと感じるのでは、と思いましたが隣席に座った学生旅行の男性に聞いたら「安いから仕方ないですよ。我慢できない狭さじゃないです」との事。
同じフライト時間なら、追加料金を払ってゆっくりしたシートで行きたい方、できるだけ安く行きたい方と好みは様々。バニラエアでも追加代金を払うとリラックスシートという前との座席が少し広めの席にグレードアップできます。
身長153p、小柄な私と前の座席との間は20cm。身長が高い方、足が長い方(笑)はきつそうな感じですね。
足元ゆったり派はリラックスシート(1,500円追加)がおすすめ。リクライニングの角度はスタンダードシートと変わりません。
リラックスシートは18席。申込はバニラエアのサイト上で。ツアーに申し込んだ後に送られてくるeチケット記載の予約番号が必要になります。
リクライニングの角度は公式的には未公表ですが、ほとんど倒れていない印象でした。
座席にモニターなし!女性に人気の機内食は思った以上に美味しく安かった!
機内にはモニターがなくWi-Fiも使えないと聞いていたため、予め見たいと思っていた映画をスマホにダウンロードし機上の人に。お待ちかねの機内食はLCCということもあり別料金となってますが、バニラエアの機内食は評価が高い(特に女性)と噂に聞いていたので、CAさんに人気メニューをヒヤリング。一番人気は「バニラ特製とろ~りクリームパン」(350円)だそう。春はいちごクリームなど季節限定品があります。カップ麺も日本製は外国の方に人気なのだとか。その他、バニラエアの国内就航地方の人気メニューや特産品、期間限定メニューも豊富です。お支払いは日本円・クレジットカード(利用は1,000円~)・米ドルが使えます。ちなみにフィリピンペソは使えません。
▲一番人気はバニラエア特製とろ~りパン(350円)。クリームたっぷりで甘さ控えめ。帰国便は搭載されていない事が多いらしいとの事。
▲女性に人気なのが「クロワッサン付き!三ツ星キッチン 3種のチーズクリームパスタ」(500円)、ドリンクは「はこだてワイン “スイートロゼ”バニラエアラベル」(600円)を注文。フードとドリンクセットで注文すると50円引きになります。温め直して座席に運ばれるので出てくるまで10分ほどかかりました。
▲家族のお土産に買って帰ったバニラエアオリジナルのKitKat(300円)と、バニラエア国内就航都市札幌名物のOh!焼きとうきび(250円)
▲職場の方へのお土産に。成田の銘酒「長命泉吟醸辛口」がバニラエア限定ラベルで販売されているのを知り、こちらも購入。スッキリ軽く、スイスイ飲める感じ。成田山新勝寺所縁の「長命延命霊力の酒」です。(180ml/600円)
▲3月から5月まて゛の限定・ハ゛ニラエア弁当「旅する春の北海道」(1000 円) を注文。いくらや鮭、帆立などの海鮮、函館の「烏賊三升漬」、松前の「昆布」、根室の「エスカロップ」など、北海道の特産品からそれぞれオリジナルメニューを考案し、詰め合わせたお弁当だそう。花びらの形をしたじゃがいもや、桜のかまぼこなど、季節感や見た目にもこだわりあり。値段はやや高めですが、わくわく感があり、美味しくいただけました。ちなみに、2回目のサービスでは品切れになる人気メニューも。お目当てがある場合は先に注文したほうが良さそうです。
▲国際線限定・免税品機内販売カタログの中は日本のコスメがメイン。支払は日本円・クレジットカード(1,000円~)・アメリカドル、台湾ドル(おつりは日本円のみ)。お土産を買い忘れた際に役立ちますね。
狭い機内も「お客様との距離を縮める」接客&サービスで癒されました
バニラエアに搭乗して感じたのが、CAさんの雰囲気がとても良いこと。笑顔が明るくてフレンドリー。言動にもおもてなしのマインドが感じられます。CAさんの一人にサービスのモットーを伺ったら「お客様との距離を縮めること」という返事が返ってきました。
見送りの挨拶では、チーフCAの方が7カ国語で「ありがとう」とアナウンス、乗客一同が笑顔で飛行機を後に空港内へ。フライトの始まりから終わり、そしてその先の旅を楽しんで!という気持ちが伝わるスタッフのおもてなしも、バニラエアの大きな魅力だと感じました。
成田を発って4時間半。いよいよ太陽に愛されるセブへ到着。
飛行機は4時間半で空港に到着したものの、駐機場が混んでいたために20分遅れで飛行機を降り、マクタン・セブ国際空港内へ。日本との時差は維1時間。現地時間13時50分に到着です。この日の最高気温は約31度でした。
長い通路を3分ほど進み入国審査場へ。
審査のコーナーは3つに分かれ、受付窓口はそれぞれ2カ所。審査自体はすぐ終わるのですが、写真のように混雑すると15分~20分待ちに。先に着くよう急げば良かったと後悔しました。
※空港内はFREEWi-Fiが使えるので、かなり遅れる場合は待ち時間などに出迎えの方に連絡しておくと安心です。
国際線の荷物受取場を出てすぐに出国ロビーに到着。左手に両替所や案内カウンターがあります。
空港の出口で現地スタッフさんが笑顔でお出迎え!! 両替所は行列ができていて待たされそうだったのでパス。両替も携帯のレンタルもセブ王なら現地スタッフに頼めるから安心!初めての方も言葉に不安がある方も、リピーターの方も空港で待ってくださっている方がいるって安心ですね。
ANA系列LCCバニラエアのまとめ
● 成田空港第3ターミナルへは意外と時間がかかる。早めの到着が◎
● セブ到着は午後早め、セブ出発時間も午後遅めなのでセブ滞在時間が長い。
● 機内は思った以上にキレイ。想像通りの座席の狭さだけど、4時間半なら我慢できる。
● 次回は追加代金を払ってリラックスシートを体験したい。
● 機内食は別料金でもOKなほどメニューも充実&美味しい。
● やはりLCC利用は旅行代金が安い!
≪ライターの紹介≫
略歴:鹿児島大学卒業後、大手食品メーカーに勤務後、webメディアへ転職。その後独立しフリーライター&プロデューサー。
渡航歴:大手建築会社の100周年記念誌制作のため1ヶ月ヨーロッパ各国を取材。プライベートではハワイ、バリへ家族旅行。
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