E成田空港到着時の流れ(帰国に必要な手続き等)

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スタッフ研修レポート

 
 

E成田空港到着時の流れ(帰国に必要な手続き等)

(CC) 2022年6月

 

今回、私は以下のスケジュールで帰国いたしました。
5月25日 PR428便 マニラ発 7:40 ⇒ 成田着 13:10

4時20分にニノイ・アキノ国際空港の第2ターミナルへ到着しました。


日本入国時の検疫措置(2022年6月1日0時(日本時間)以降、内容が下記に変わりました。)

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@ パスポート
A ワクチン接種証明書
B 国籍を問わずフィリピンから日本へ入国する場合、3回目ワクチン接種証明書の有無に関わらず、72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書(日本入国専用フォーマットあり)
・入国時検査:なし
・入国後待機期間・場所:待機なし
C契約書
D質問票
EMYSOS(位置情報や健康状態を報告するアプリ)とCOCOA(追跡アプリ)の両アプリのダウンロード
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ニノイ・アキノ国際空港の様子ニノイ・アキノ国際空港の様子

2022年5月25日時点で、日本へ入国する場合に必要な書類は以下となります。

※日本入国にあたって必要な書類や情報は予告なく変更される場合がございますので、渡航が決まりましたら必ず最新情報をご確認ください。


1.パスポート
2.ワクチン接種証明書
3.フィリピン出発前、72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書(日本入国専用フォーマットあり)
4.契約書
5.質問票
6.MYSOS(位置情報や健康状態を報告するアプリ)とCOCOA(追跡アプリ)の両アプリのダウンロード

※MYSOSのアプリ上でファストトラックと呼ばれる日本入国における事前登録が可能になります。(2~5までの全ての必要書類をひとつにまとめることができ、日本到着予定の16時間前までに登録完了が必要になります。)

空港の第2ターミナルの入口には荷物検査をする場所が設けられています。空港の第2ターミナルの入口には荷物検査をする場所が設けられています。

フィリピン航空のチェックインカウンターはローカルの人達が多く、混みあっていました。
なかには防護服を着用している団体も見られました。
オンラインチェックインをしていないと通常こちらの列に並びます。

空港でのチェックインの様子空港でのチェックインの様子

私は事前にオンラインチェックインをしていため、チェックインするまでに並んだ時間は5分ほどであっという間でした。

チェックインカウンターではハンドサニタイザーがあり、マスク着用やソーシャルディスタンスを促す看板がありました。

チェックインカウンターで提示を求められた書類は、
・パスポート
・48時間以内のPCR検査の陰性証明書
・日本規定のフォーマット

上記の3点でした。










チェックインカウンターには消毒液が設置されています。チェックインカウンターには消毒液が設置されています。

新型コロナのプロトコールを促す看板も設置されています。新型コロナのプロトコールを促す看板も設置されています。

チェックインが無事終わり、出国審査場へ行きます。

出国審査場出国審査場

出国後のエリアの様子です。出国後のエリアの様子です。

コンセントの設置コンセントの設置

スマホを充電できるコンセントの設置があります。飛行機に乗る前に携帯のチャージが出来るのは便利です!
ボホール島のパングラオ国際空港にも充電ができるスペースがありました。


6時45分頃、搭乗が開始されました。

ゲート入口でパスポートの確認と、機械で搭乗券をスキャンします。

搭乗ゲート搭乗ゲート

フィリピン航空の飛行機に乗る時の規定のご案内が空港内のいたるところにあります。フィリピン航空の飛行機に乗る時の規定のご案内が空港内のいたるところにあります。

バスに乗って飛行機の乗り場まで行きます。

飛行機の乗り場まで行くバス飛行機の乗り場まで行くバス

ファーストクラスは4列シートになり、前後の座席の感覚もゆとりがあるのでソーシャルディスタンスの確保にもなり安心して乗っていただけます。

フィリピン航空 ファーストクラスの座席フィリピン航空 ファーストクラスの座席

エコノミークラスの座席は6列シートでした。
行き成田⇒セブ島区間に比べると混んでいるように感じましたが、ローカル人の割合がほとんどで観光客の姿はあまり見当たりませんでした。

フィリピン航空 エコノミークラスの座席フィリピン航空 エコノミークラスの座席

機内食はチキンライス定食が提供されました。
薩摩揚げやサラダ、デザートと日本人の口にも合い、おいしくいただきました。

フィリピン航空 機内食フィリピン航空 機内食

機内食後、税関申告書が配られました。

着陸までの間に記入し保管しておきます。

税関申告書税関申告書

日本へ12時55分頃に到着しました。

★到着後、PCR検査(唾液検査)を受ける列に並ぶ
唾液検査を独自で受けていただき提出します。

飛行機から降りてからは空港の職員の指示に従い、PCR検査(唾液検査)を受ける列に並びます。

PCR検査(唾液検査)を受ける列の様子PCR検査(唾液検査)を受ける列の様子

検査受付の様子検査受付の様子

そのタイミングでパスポートの裏面に数字とバーコードが書かれているシールを貼られて返却されます。
※こちらのシールにある4桁が後ほど検査結果の発表の際に使われる番号になります。

検査受付の様子検査受付の様子

検査結果の発表の際に使われる番号検査結果の発表の際に使われる番号

唾液検査を独自で受けていただき提出します。

唾液採取が終了するまで、飲食は禁止になります。飲食後の唾液は、判定できない場合がありますので飲食はお控下さい。

PCR検査を受ける30分前は飲食を禁じられます。PCR検査を受ける30分前は飲食を禁じられます。

唾液による検査は一人用のスペースが確保されています。
このようにPCR検査の説明と一緒に梅干しやオレンジの写真も添えられています。

唾液検査を受けるスペース唾液検査を受けるスペース


検体の採取が終わったら、MYSOSが登録されているかの確認と、携帯の位置情報がONになっているか、通知がONになっているかを確認されます。

※MYSOSアプリが事前登録されていない方は契約書や質問票の細かいチェックがこのタイミングで行われます。

MYSOSアプリとは海外から日本へ入国する方々に対して空港検疫で実施している手続の一部を、入国者健康居所確認アプリ(MySOS)を通じて、WEB上で日本入国前に済ませることができる「ファストトラック」を実施しております。
「ファストトラック」で実施できる手続は以下のとおりです。これらの手続を日本入国前に済ませることで、日本入国時の検疫手続が簡素になり、スムーズな入国が可能となります。

【入国前に実施が可能な検疫手続】
・質問票の記入
・誓約書の記入
・ワクチン接種証明書の有効性の確認
・出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認
・健康居所確認アプリ(MySOS)のインストールとログイン



詳しくはファストトラックのホームページでご確認ください。
www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack

ファストトラックの画面提示ファストトラックの画面提示

MySOS画面の色の違いについてですが、
赤の画面:事前登録が完了していません。
黄色の画面:検査証明書以外の登録が完了している状態です。ファストトラックをご利用頂けますが、航空機搭乗時や入国時に紙等で検査証明書を提示する必要があります。

緑色の画面:すべての事前登録と審査が完了している状態です。

青色の画面:出国前72時間以内の検査証明書が受理され緑色の画面になった後、下記に該当する場合のみ変化します。
・「青」区分の国・地域から入国する
・「黄」区分の国・地域から入国し、3回目のワクチン接種証明が受理されている
「青色の画面」については入国時点での滞在国・地域の区分変更により、アプリ画面が緑色に変わる場合があります。




このように質問票と契約書の記入、ワクチン接種証明証とPCR検査の陰性証明書の結果のアップロードまで完了すると、画面が審査完了と緑色になります。

ファストトラックの緑画面ファストトラックの緑画面

ファストトラックの緑画面ファストトラックの緑画面

全ての登録が完了するとMYSOSから登録完了のお知らせの通知が来ます。

ファストトラックの画面を提示する際、こちらの緑の画面を職員に見せていただければ通過していただけます。

登録完了のお知らせの通知登録完了のお知らせの通知

このようにファストトラックの登録画面が緑か黄色の方は一緒のレーンに進むことができます。

ファストトラック登録完了した人が通るレーンファストトラック登録完了した人が通るレーン

▼ヒアリングカウンター

次にヒアリングカウンターでパスポート、飛行機の搭乗券、MYSOSの提示が求められます。
こちらのカウンターで日本滞在中の連絡先や滞在先の確認やこの後、自宅までの利用する公共交通機関などを口頭で確認されます。
今回私はすでに3回以上ワクチンを接種していたのでそこで施設待機なしと書かれた健康カードをもらいました。
この施設待機なしと〇されていたら、隔離の制限は特にありません。

健康カード健康カード


健康カードをもらったあと、PCR検査の結果が出るまで指定された場所で待機します。

続いて、こちらの座席受付で自分の待機場所を伝えられ、健康カードに記載されます。
健康カードに記載されているA-63が待機する椅子の番号でした。

ここからが一番長く時間がかかりました。


座席受付座席受付

待機場所待機場所

先ほど、唾液検査の容器をもらった時にPPTの裏面に貼られ下4桁の番号シールが発表番号になるので呼ばれるまで待つ。
だいたい1時間以上呼ばれるまでに時間がかかりましたが、1時間半以上かかっている人もいたので人によるかもしれないです。

検査結果受付検査結果受付

下4桁がPCR検査結果の発表番号になるので番号が呼ばれたらカウンターへ行き、パスポートと健康カードを提示し、陰性のスタンプが押された用紙を受け取ります。

陰性のスタンプが押されたピンクの用紙陰性のスタンプが押されたピンクの用紙

こちらの陰性スタンプが押された用紙を受け取ったら、最後に入国審査場に向かいます。

入国審査場へむかうルート入国審査場へむかうルート

入国ゲートが自動化されていました。

こちらにパスポートを読み取ります。

入国ゲート入国ゲート

入国審査の職員に陰性スタンプが押された用紙を見せます。
その後は荷物の受け取りと税関で税関申告書を提出し入国手続きが完了します。
日本に到着してから入国手続きが完了するまで、約1時間半以上かかりました。

今回一緒に研修へ参加された方たちで入国までの手続きに2時間以上かかっていた人もいるので人によって差があるように感じました。

ニュースなどを見ると到着してから入国手続きが完了するまで約3~4時間ほどかかると聞いていたので、それに比べると以前よりは入国手続きにかかる時間も短くなってきているように感じました。

また事前にMYSOSのファストトラックを登録していたためより入国手続きが簡潔され、書類の提示など省かれました。
スマートフォンや携帯をお持ちであれば、事ファストトラックを登録しているとスムーズに入国手続きが完了するので事前に登録しておくといいかもしれません。

今回フィリピンの研修を通してウィズコロナのフィリピン旅行の入出国、フィリピンの街やホテルや施設の感染対策の様子を注目してみました。
フィリピンでは外出する際のマスク着用は必須となっているため、ホテルやレストランへ入る際もマスク着用が義務付けられています。

ホテル、レストラン、ショッピングモールの入口には消毒液の設置がされたり、新型コロナのプロトコールを促す看板を多く見かけました。

今回インスペクションで訪れたホテルではレストランでの接触や密を避けるため、お部屋にあるタブレットやQRコードから食事をオーダーすることが可能だったりとホテルではデジタル化が進んでいるように感じられました。

また殆どのホテルがアメニティとしてマスクや消毒などの感性グッズが置かれたりとホテルの感染対策や工夫したサービスを感じられました。

私がフィリピンへ訪れた期間(5/21~5/)では、ホテルやレストラン、観光地へ訪れる際にワクチン接種証明書やフィリピン入国前のPCR検査の陰性証明書、ワンヘルスパスの提示は求められませんでした。
今回私が訪れた地域(ボホール島以外)は感染レベルが1だったので、訪れた多くの場所はワクチン接種証明書やPCR検査の陰性証明書などの書類の提示などはほとんど行われませんでした。
しかしセブ島からボホール島へ行くためにフェリーに乗る機会がありましたが、その際はパスポートとワクチン接種証明書の提示が必要でした。飛行機やフェリーなど公共交通機関へ乗る際は、書類の提示が必要な場面もあるので、書面媒体もしくは電子媒体をいつでも提示できるように準備しておくことをおすすめします。

私はワクチン接種証明書とPCR検査の陰性証明書は紙媒体と電子媒体2パターン用意しました。万が一、現地で紛失した時のためにワクチン接種証明書のコピーを持参するようにしていました。

フィリピンの観光地ではフィリピンのローカルの人達で賑わい、国内旅行は再開している様子でした。
フィリピンの方たちは明るくフレンドリーな人多く陽気な人柄に癒されます。

一部の地域では台風の影響を受け、台風で倒れた木々が残っていたりと台風の痕跡が見られました。

今回おもしろいと感じたことはフィリピンではホテルやショッピングモールなどの施設が未完成のままでも、お客さんが入れる状況だと判断されたら一部ずつオープンしていきます。

日本の施設では全体が完成されたらオープンしますが、フィリピンでは一部完成されたらオープンしていくので施設が出来上がっていくのを一般の人達にも感じられます。

またフィリピンでは特に渋滞が酷く、現地のガイドさんからマニラでは車の規制があることを伺いました。

フィリピンでは公共交通機関が元々少ないため、移動手段は車が多く道路は混み合っています。

また平日は特に渋滞か酷いため、ナンバープレートの末尾が偶数か奇数かによって車が走ることができる曜日か決められています。

この規制はコロナの前からあるそうで、日本との大きな違いに驚かされました。
現在フィリピンでは地下鉄を作っているそうです。完成するのが楽しみです!

5/30以降フィリピンの入国要件が大きく緩和し、入国前のPCR検査(3回目のワクチンを終えている場合)と海外旅行保険への加入の義務が不要となったため、自由な旅行も近付いてきています。
フィリピン旅行への大きな一歩になると思います。

 
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