長きに渡るスペイン、アメリカ、日本の統治時代を経て国を形成してきたフィリピン。その影響は、宗教や文化の面で色濃く残っています。旧市街であるイントラムロス周辺では、歴史的建造物を見ることができ、フィリピンの歴史を振り返るためにおすすめです。また、マニラの名所は古き時代の名残だけではなく、流行に乗った新しい名所もたくさんあります。旅の思い出にふさわしい名所を、その理由と共に紹介します。
SIGHTSEEING featureマニラの名所
ユネスコ世界遺産であるフィリピン最古の教会。高い天井の聖堂内では、白い柱と金色のアーチが圧巻です。1571年建築後、火災が原因で2度崩壊しました。1度目は竹、2度目は木、3度目は石で建設され、1607年に完成しました。第2次世界大戦中は、大戦火により周辺の教会が大きな影響を受ける中、この教会は一部崩壊しただけで、現在の状態を維持しています。隣接するサン・アグスティン博物館では、美術品を見て楽しむことが出来ます。
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スペイン統治時代の特権階級の邸宅がそのまま使われている博物館。館内は19世紀ごろの上流階級の暮らしぶりがリアルに再現されています。リビングやキッチン、寝室にはアンティークの調度品や高級家具が展示されいるほか、2人隣合わせで座るタイプの当時のトイレは必見です。博物館の隣の中庭周辺にはお土産屋さんのほか、いい雰囲気のカフェやレストラン、クラフトビール屋があり、小休憩するのにもぴったりです。
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スペイン統治時代に軍地基地となった要塞。1571年から150年をかけて建造されました。フィリピンの国民的英雄として尊敬されるホセ・リサールが1989年フィリピン独立革命時に処刑されるまで2か月間幽閉されていたことでも知られる場所で、要塞内にはリサール記念館もあります。また、1942年には日本軍がフィリピンを占領した際、地下牢にフィリピン人を投獄し、拷問の末に水死させたという過去もあります。
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フィリピンの国民的英雄であるホセ・リサールの記念碑がある公園。ここはホセ・リサールが銃殺により処刑された場所で、彼に対する敬意を表し、数多くのフィリピン国旗と、高くそびえる記念碑が建てられています。記念碑前では衛兵が直立不動で警備し、1時間に一度、交代式を見ることができます。フィリピンの歴史を語る上で重要な場所であると同時に、約58ヘクタールの広大な公園は人々の憩いの場にもなっています。
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第二次世界大戦で犠牲となった17,058人のアメリカ軍兵士が埋葬されている米軍戦没兵士墓地。ここはアメリカ国外最大級の戦争墓地で、かつてのアメリカ軍基地であった61.5ヘクタールもの一面緑の土地に、真っ白な石碑がずらりと並んでいます。中央のタワーとチャペルでは記念式が催されます。また、戦闘中の行方不明者36,286人の名前が刻まれた大理石碑も立ち並んでおり、フィリピンがいかに激しい戦場であったかがわかります。
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フィリピン国内で偏差値1位を誇る国立大学(通称UP(ユーピー))。フィリピンの東大とも呼ばれます。大学の敷地面積は東京ドーム約100個分と広大で、構内にはレストランや宿舎、ホテル、交番もあり、1つの町のようになっています。メインエントランスには両手を広げて自由を表現している像「オブレーション」が大学のシンボルとして立っており、そこで記念撮影をする人々でにぎわっています。夜のライトアップも美しいのでおすすめです。
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第二次世界大戦中に激戦地となった島。1942年日本軍がマニラの占領を開始しました。中でもコレヒドール島は、日本軍と米比軍の激しい衝突があり、廃墟と化した建物や数多くの砲台跡を見ることができます。この島だけでも約6,000人の日本軍兵が犠牲となり、博物館には、兵士が使用した食器や軍服、家族に宛てた手紙などが展示されています。米比軍を指揮していたダグラス・マッカーサー像もあり、日本との深い関係を知ることができる場所です。
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フィリピン歴代大統領の官邸。その一角にあるマラカニアン博物館は一般向けに公開されており、歴代大統領の肖像や愛用品、選挙活動関連の資料などが展示されています。また、当時使用されていた会議室や豪華な調度品も見ることができます。ドゥテルテ大統領を力強く鮮やかに描いた日本人アーティストAyumi Endoさんの作品も大きく展示されています。見学は無料で、平日のみ1日4回開催され、オンライン事前予約が必要です。
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中心街マカティの東に位置するBGCエリア内はフィリピンの街中でよく見られるジプニーやトライシクルの立ち入りが規制されていることから、他のエリアと比べて空気が綺麗で、心地よい風を感じながらゆっくりと街歩きをするのに人気です。その街歩きの時間に彩りを添えてくれるのが、街中の至るところで見られるウォールアートです。ビビットな色使いで迫力があり、まるで絵本の中に入ったかのような写真を撮って旅の思い出を増やしましょう。
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世界三大夕日の1つと評されるマニラ湾の夕日が堪能できるレストランバー。海沿いのホテル「コンラッド・マニラ」内にあり、特にテラスから見ることができる景色は大変美しく、人気です。食事はワインに合うチーズとハムの盛り合わせや、サラダ、サンドウィッチなどが中心で、ドリンクは種類豊富に揃っています。日の入りの時間を事前に調べ、時間に合わせてテーブルの予約をすることも可能です。
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