日本で世界の常識だと思ってしていることが、他の国では通じないことってありますよね。
筆者も、日本で当たり前にしていたことをこちらでして大失敗!という経験を何度かしました。
今回は、皆さんがフィリピン旅行中、
知っていれば避けられたであろう失敗をせずにお過ごしいただけるように
フィリピンで日本人旅行者が失敗しがちな文化の違いを3つご紹介したいと思います。
1.「OK」といったつもりが!「はい」と返事したつもりが!
同意を求められたり、頼みごとをされたりすると、
日本人なら快くフレンドリーに快諾するとき「OK」と
手で丸をつくって笑顔で返しますよね?
でも、このジェスチャー、フィリピンでは「お金」を意味するんです。
OKと笑顔で言いながらこのジェスチャーをすると、
「お金くれるならOK」と言っている傲慢な人と思われてしまいます。
親指を立てる日本でいう「グッド」のジェスチャーがフィリピンでは
「OK」を意味します。
また、同意するときにうなずく、そのジェスチャーは「分かりません」
の意味です。同意してるつもりが反対の意味に捉えられてしまうので、
はっきりと「Yes」か「No」かを伝えるようにしましょう。
2.トイレでありがちな失敗
トイレ事情は世界各地で違うことはたまにテレビで取り上げられたり
していますが、フィリピンでも日本と勝手が違います。
日本人には最初慣れませんが、フィリピンではトイレットペーパー
をトイレに流すと90%以上の確立で詰まります!
トイレットペーパーは必ずゴミ箱に捨てましょう。
癖で誤ってトイレにトイレットペーパーを捨ててしまった!
という場合は、少し汚いと思われるかもしれませんが、
次に使う人の迷惑にならないように取ってゴミ箱に捨てるようにしましょう。
3.フィリピン人との接する上で一番してはいけないこと
フィリピン人はとってもフレンドリーで、フィリピン旅行中の
数日間だけでも友人ができるかもしれません。
フレンドリーで気さくなフィリピン人ですが、少しセンシティブな
部分もあります。
日本では、上司が部下を人前で叱ったり、おじ様が道端で
中高生に注意したりするのを見かけるのは日常ですが、
フィリピンでは「人前で人を怒ること」は絶対にタブーです。
プライドが高いフィリピン人、「自分に優しく他人に優しく」で
怒られなれていないフィリピン人を人前、公共の場などで怒鳴ったときには
もう周りで見ている全員があなたの敵になり、危ない目にあいかねません。
それほど、人前で怒ることは絶対に避けられていて、会議中に上司が
部下を叱るときにも、会議室から張本人以外は全員退出した上で叱ります。
タクシーの運転手やお店の人などからぼったくりにあったりした場合でも、
冷静に対応し、怒鳴りつけたりは絶対にしないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
3時間半海の上を飛んだらそこはもう外国。
距離的に近いフィリピンと日本でもたくさん違う文化があります。
是非、日本で当たり前なことが世界やフィリピンでも当たり前と思わず、
違いに気をつけて失敗のないフィリピン旅行を送ってください。