先週末10月28日(土)~11月1日(火)までは、4連休でした!
11月1日(火)は、All Saint's Day(オール・セインツ・デイ)。
日本のお盆にあたる日で、フィリピン国民の83%にあたる
キリスト教カトリックがこぞってお墓参りをする日です。
家族・親戚で集まって揃ってお墓を参り、
お花とキャンドルをお供えします。
お供えするものは日本と同じで何だか不思議ですね。
夜になるとお墓にはまた人がいなくなりますが、
フィリピンでは、All Saint's Dayの夜になるとお墓の参りに
テントが張られ、地上に帰ってきていると信じられている
亡くなった先祖様と一緒に寝ます。
夜のお墓はキャンドルの灯火が煌めき、
不思議と神聖な雰囲気を醸し出しています。
日本ともう一つ違うところは、一つのお墓を訪れる家族・親戚の多さです。
マニラでは2~3人兄弟が増えてきたと聞きますが、
田舎の方では、未だに7人~10人兄弟が珍しくなく、
いとこが50人を超えるという人がざらにいます。
写真の友人家族は、昨年亡くなったおばあちゃんのお墓参りを
していましたが、おばあちゃんの子供は11人。
その子供が5~7人となると、名前を覚えきるのが
大変なくらいの人数でした。
フィリピンではクリスマスや年末年始も家族の日ですが、
All Saint's Dayはいとこ・叔父・叔母・姪・甥まで広い
親戚=家族に会える日なので、フィリピン人も毎年
楽しみにしているようです。
皆が揃って会いにきてくれてご先祖様たちにとっても
一年で一番嬉しい日かもしれませんね。