今日は、新しい月の始まり!
爽快な気分で街中を歩いていると、
何だかいつもと雰囲気が違い、不気味な感覚に襲われました。
何でかな?とよーく周りを見渡すと、
通りすがる人みんな、おでこに黒い十字架が!!
え?呪われたの、みんな?一体何が起きてるの?
毎日のように会う仲良しの友達も今日はおでこに
十字架を書いて現れました。
恐る恐る「おでこ、どうしたの?」と聞いてみると、
「Ash Wednesday知らないの?大事なレントの始まりだよ?」
とビックリした顔で言われました。
その十字架つきのビックリ顔にこっちがビックリだわ。ほんと。
Ash Wednesday(アッシュ・ウェンズデイ=灰の水曜日)とは
カトリックで四旬節(=レント)の始まりといわれるとても
大切な日とのこと。
カトリック教徒は皆教会へ行って、懺悔をし、
灰でおでこに十字架を書いてもらうそうです。
牧師さんにとっても、灰をおでこに塗りつけるのは
そう感嘆じゃないらしく、人によって様々な十字架になっています。
おでこに十字架を書いた人は、聖週間ホリーウィーク
(今年は4月13日~16日)が終わるまで、豚肉禁止だとか?
キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の起源は同じ書物と
聞いたことがありますが、豚肉禁止というとどうしても
イスラム教に関係しているように思えてしまいますね。
それにしても、こう見るとやっぱりキリスト教カトリック派は
フィリピン人(マニラにいる人)の大半を占めるんだなぁと
再実感しました。
政治の中、日々の生活の中、
人々の考えの中に宗教が入り込んでいて、おもしろいですね!