スマートフォンなどを利用してメールやFacebook、Twitterなどをチェックして毎日の生活には欠かせないものになっていますよね。
海外旅行でも携帯電話で撮った写真をSNSサイトに載せたくなりますが、その国の通信キャリアを使うデータローミングを行うため、知らずに使っていると請求書が通常の何倍にもなっていてビックリした経験も居るのではないでしょうか?
フィリピンでもつい先日、海外でデータローミングを使ってGlobe Telecom社から758万円も請求されてしまった不運な方がいたのです!
初めての海外旅行で日本で使っている携帯電話を持って行き、3G回線がオンになったままでメールやFacebookなどのSNSサイトへアップロードなどを行い、日本に戻ってきたらいつも使っている時よりも2−3倍の請求になってしまってビックリした方も多いかと思います。
携帯電話の通信で予想外の価格になってしまうことを日本語ではパケ死と言いますが、海外でもこの事をBill Shock(ビル・ショック)と呼ばれています。
そんなフィリピンでも大手キャリアのGlobe Telecom社から327万2623ペソ(約758万円)もの永久をされてしまった不運な方がいました。その方の名前は Elmer de Guzuman(エルマー)氏。彼は届いた請求書にビックリしながらも、Facebookにて投稿をしました。
明細書を見てみると、この様な金額になってしまった理由がデータ通信量。エルマー氏はドバイに行ったため、現地キャリアであるDU Telecomにローミングされており、2GBの通信で50万ペソ、それを24時間の頻度で使用していたのでした。このくらいのデータ通信だとディザリングモードにしていたのだと思います。
もちろん物価が少々高いドバイで使うデータローミングのため、これ程の料金になってしまうというのもなんとなく予想が出来そうですが、実はエルマー氏はドバイに行く前に55ドル(約5,600円)を支払うと特定の国で5日間データローミングが使い放題になる、Bridge DataRoam Unlimited(ブリッジデータローム・アンリミテッド)というGlobe社のプランに加入していたのです。
ドバイでローミングとして使われたDU Telecomも入っており、この件に関してGlobe Telecom社はシステム側でのエラーがあった事を認め、正確な金額に直したそうです。
Globe Telecom社からのコメントは以下の通り。
エルマー氏は2013年の11月10日にブリッジデータローム・アンリミテッドのプロモーションに加入しており、通常のデータローミングのレートである2.51ペソ/10kbのを支払う必要はありません。私達の記録によれば11,139,210kb(約10GB)のデータ通信が行われており通常の計算だと消費税込みで300万ペソの価格になります。
しかしながら、システム側でエルマー氏が加入したプロモーションによりデータ使用料がゼロになるはずだったのですが、反映されておらず、ビルショック(パケ死)を起こしてしまいました。
この件に関して使用料金を再計算し、正確な請求額をエルマー氏に渡しました。例外的なトラブルでしたが、このような事が起きないように今後とも注意していきたいと思います。(一部省略)
キャリア側でのミスを認めてくれたのは不幸中の幸いでしたが、海外でのデータ通信はやはり気をつけるべきだと思いますね。筆者もフィリピンの携帯電話を使用しているので、日本に毎回戻る時はローミングが掛からないようにいつも3G回線をオフにしています。
セブ島に日本の携帯電話を持ってくる方は、この様な事が起きないように注意しておきましょうね!
(MIKIO)
[ via pinoytechblog | The P3 million Globe bill statement, this time it’s not fake ]
[ via pinoytechblog | Globe Telecom reverses charges on the P3 million phone bill ]