クリスマスまで後6日になりました!セブ島にいる方はどのような予定を立てていますか?
フィリピンはキリスト教の関係もあり、クリスマスは重要なイベントの一つになっています。そのためモールやレストラン、学校や職場、そして家などにクリスマスツリーなどのデコレーションをしています。
クリスマスをテーマにしたミニチュアの家を集めて一つの街を作る、クリスマスビレッジも有名でセブ島でもマルコポーロホテルや、以前エキサイトセブでも紹介したようにSMモールで見ることが出来ます。
でもセブ島で最大と言われる個人コレクターのクリスマス・ビレッジがセブシティにもあります。そんな中の様子と、このコレクションを所有している方に話を伺うことが出来たので、どんな感じなのかチェックしてみましょう!
クリスマスビレッジというのは、クリスマスをイメージした家やミニチュアを集めて一つの街を作り、ライトアップなどを行いそれを楽しむことです。
セブ島も毎年SMモールやマルコポーロホテルで11月下旬頃から展示を行っており、それを見ることが出来ます。エキサイトセブでも以前SMモールに展示中のクリスマスビレッジを紹介しましたよね。
先述した2つのクリスマスビレッジはゲストが皆楽しめるようになっていますが、自分の家だけに展示する個人コレクターも多くいます。
Pek Em Lim(リム)氏もその一人。彼はセブ島の個人コレクターでも最大のコレクションを所有していると言われている方で、リム氏のリビングには驚きのサイズのクリスマスビレッジが展示されてあったのです!
こちらがその個人所有のクリスマスビレッジです。リム氏宅のリビングにあります。
このミニチュアが展示されているエリアの広さを聞くことは出来なかったのですが、写真に写っている人達を見てみると相当広い事が解ります。
リビングルームのコの字にミニチュアの家が置いてあり、床には水をイメージしたシートがあったり、発泡スチロールを使用して雪の断層を作り出しています。
夜になるとこの様にライトアップされているので、とても綺麗になっていますね。
鉄道や船はもちろんの事、マクドナルドやスターバックス、クリスピー・クリーム、コカコーラなどのお店もあるので、まるで本物の街に見えてきそうです。
このクリスマスビレッジを所有しているリム氏は胃腸科の医者を本業にしており、彼の奥さんであるEvelyn Gaw LimさんはSMモールセブのマネージャーをしているそうです。
リム氏によるばコレクションをスタートさせた理由として、以前クリスマスの時に友人からクリスマスハウスをもらったのがキッカケだそう。次の年にもミニチュアの家をもらい、そこからもっと色んなハウスを集めてみようと思って、現在に至るそうです。
写真で見るとビックリするくらい多いコレクションですが、400の家たちを所有しているそうで、ここまで集めるのに5年掛かったそうですよ!
ミニチュアの家は中々セブ島でも見つからない事から、ほとんどはアメリカから購入しているそう。他にもマニラのサプライヤーやebayなどを通して集めているそうです。
「これやってて何が一番楽しいかというと、レイアウトやデザインを作ること。谷や山の位置や家を考えて、どこに置けば綺麗に見えるのか、どうすればライトアップ用のケーブルを上手く隠すことが出来るのかなどをイメージして作っているというのが一番楽しいですね。
主に発泡スチロールを使って地形を作っていますが、もう少し雪のリアリティが出るようにPerlaという洗剤を使ったりしています。
私の友人などは「家のスペースも考えて、そろそろ集めるのはやめたほうが良いんじゃないか?」と言われることが多いのですが、集めるのは好きなので、クリスマスを重ねる度どんどん大きくしていきたいと思いますね!」
とリム氏は話してくれました。以下の写真はビレッジを作っている時の様子です。
モールなどで展示してあるものに負けないくらいのコレクションを持っているリム氏の邸宅は裕福層が多く住むビバリーヒルズという住宅街に住んでおり、このクリスマスビレッジもそこに展示してあります。
ただ、モールと違って一般公開はしていないそうなので、実際に見ることは難しいかもしれませんが、セブ島にこの様なクリスマスビレッジを個人で所有しているというのは凄いと思いませんか?
来年のクリスマスもどんなクリスマスビレッジが出来上がるのか、楽しみですね!
(MIKIO / Special thanks to RJ Aquino)