いよいよ今週末に迫ったシヌログフェスティバル。グランドフィナーレは19日となりますが、すでにシヌログは始まっており、大変な盛り上がりを見せています。
9日から毎日サントニーニョ教会ではミサが行われています。さまざまな場所でサントニーニョ像を祀りながらの行進が行われたり、シヌログ関連のイベントも毎日行われており、現地の人々だけでなく、観光客の人々も楽しめます。
そんなシヌログ一色となっているセブシティーの様子をご紹介したいと思います。
ショッピングモールではシヌログ関連のグッズ(雑貨・Tシャツ・サントニーニョ像)が特設ブースで売られています。特にTシャツは人気で、街中でもシヌログTシャツを着ている人を見かけます。
このように主要な道路には飾りつけが施され、にぎやかな雰囲気になっています。
この道でパレードが行われます。
この時期のミサは大変込み合います。なぜならセブ市内の人だけでなく、他の街や島からお祈りにやってくる人も少なくありません。なので街のホテルはどこも満室になります。シヌログを目当てにやってくる人は早めにセブに来るか、予約をしましょう。
シヌログの中心となるサントニーニョ教会も飾りつけを施し、普段とは違う雰囲気を漂わせています。フィリピン、特にセブの人々の信仰心の原点をかいまみれます。
また、さまざまなイベントが行われるフエンテオスメニアサークルでは連日のようにダンスや歌のコンテストなどが行われています。
会場には多くの屋台が出ており、若者を中心に遅くまでにぎわっております。ちなみに、警察の見回りも厳重なため安全に楽しめます。お祭りの雰囲気を感じながら、外でビールを飲むのもいいでしょう。
シヌログは「踊る」という意味に由来しているように、今の時期はダンスはもちろん歌やパレード、花火など連日のようにイベントがあり、楽しい雰囲気に包まれています。
しかし、単なるお祭りとしてではなく、宗教の部分に注目してみる事でフィリピンのまた違った一面を見れるかもしれません。
9日から毎日早朝のミサに参加している人、サントニーニョの像を大事そうに抱えてミサに参列する人、ろうそくの前で長時間祈り続ける人。そのような人たちの信仰深く、真摯な様子を見ていると、こちらも心も洗われる様な気持ちになります。
(ヤス)