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JICAのプロジェクトを手助けしているセブの人たちを見てみよう。

国際協力という言葉が聞かれるようになって久しいですが、セブでも様々なプロジェクトが行われています。日本からのものだけでも大規模なODA事業から、NGOによる草の根の奨学金事業、教育支援、緊急支援などその種類は多岐に渡ります。今回筆者はJICAによるODA事業の一環で、交通量調査をしているセブの人に偶然出会い、お話を伺いました。



今回交通量測定を行っている方々に出会ったのは、夜21時ごろのバニラッドタウンセンターです。

ここはASフォルチュナ通りをマクタン方面から使い、道が十字路になった辺りにあります。近くには日本食料理店の悟空やヘンリーホテルなどがありますね。

 

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測量している場所から左右を見るとこのような風景です。この場所はバニラッドのエリアでも交通量が多い場所で、毎日18時ごろになると、大規模な渋滞が発生してしまいます。

 

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そこで測量をしていたのがこの方々。

カウンターを使って、カチカチと車の数を数えています。数えている車は種類別に分かれていて、大型トラックから一般車、バイク、トライシクルまでとその種類はかなり細かく分かれています。

 

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筆者と年が近いスタッフの方に話を伺うと、なんとJICAの事業のお手伝いをしているとのこと。
JICAとは「Japan International Cooperation Agency」の略称で、日本名は国際協力機構。独立行政法人として技術協力、有償資金協力(円借款)、無償資金協力の援助手法を一元的に担う、総合的な政府開発援助(ODA・Official Development Assistance)の実施機関です。

 

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そんなセブにとって大切な仕事をしている皆さんですが、やはりそこはセブ人!少し話しかけただけでとっても明るく気さくに色々と答えてくれました。

彼らはバランガイ(行政の最小単位)のリーダー(日本でいう村長のような立場)から、今回の仕事をもらったとのことです。

測量することによって道路の利用状態を把握することができ、これによって次回のODAで道路などを開発することになった場合、どこをどのように変えていけばいいのかと考える指標になるのこと。道幅を広げるだけでなく、高架を作ったり、トンネルを作ったりすることもできますよね。

実は日本のODAはセブで多くの実績があり、セブとマクタンを結ぶ2つの橋や、マクタンの国際空港の一部、セブシティーからセブ島南部へ向かう途中のトンネルなど、ハード面での貢献が目を引きます。ちなみにボホール島の道路や空港の滑走路も日本のODAだそうですよ。

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夜遅くまで頑張って交通量測定をしてくれている彼らと、日本のODAで、バニラッド周辺の道の渋滞が解消される日が来るかもしれませんね!

(タク)

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