セブ市内は近年都市開発が進み、多くのビルやマンションが建設されていますが、グアダルーペやオプラの方に少し進むと山がちになり、セブ市内の喧騒からは想像できないほど自然が残っています。このあたりの地域は標高が高いのでトップスのようにセブ市内を一望できます。
また、道教寺院の近くにはCEBU ZOOというセブっ子に人気の動物園があります。
セブ市内からはタクシーだと20分ほど、ジプニーやハバルハバル、トライシクルに乗り換えて行く場合はLAHUGで乗り換えていきます。また、コロン通りからならOPPRA行きに乗ればかなり近くまで行けます。
山の中の静かな住宅街の中にセブ動物園があります。
入場料は大人25P、子ども10Pとローカル料金で現地の人で賑わっています。こじんまりとした動物園ですが、中にはヘビやワニ、猛禽類、鳥類、鹿、やぎ、亀や魚がいます。ここの素晴らしいところはほとんどすべての動物に触れることが出来るという事です。
入り口を通り過ぎるといきなり出迎えてくれるのがこの猿。ブラックエイプという希少な猿らしいのですが、モヒカン頭で凛々しい顔をしています。
また、猿の目の前にはこの動物園のメインであろう巨大ヘビがいます。飼育員に頼むと首に巻いたり、触ったりできます。ただ、ヘビは食事を終えた後は休憩するのでその時間は首に巻いたりすることはできません。
特に別途でかかるお金もないので、ぜひ挑戦してみてください。お勧めは珍しい黄色の蛇です。
そのほかにも飼育されている場所に降りてワニにタッチしたり、鷲を腕に乗せたりと貴重な体験が出来ます。
この園内で一番大きいワニです。大変おとなしいので近づいて触ったり、またいだりできます。
フィリピンイーグルと呼ばれる鷹です。
園内ではフィリピンイーグルを腕に乗せたり、肩に乗せたりできます。
フィリピンイーグルのご機嫌が良ければ写真のように頭に乗ってくれるかもしれません。
園内にはツリーハウスもありますのでお弁当を持っていってランチを楽しむのもいいでしょう。
全体的に動物との距離感が近い動物園ですので、動物は少ないですが、中々楽しめるかと思います。近くには観光スポットになっている道教寺院やトップス、ダンスで有名な刑務所もあるので、それらに行く際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
(ヤス)