ライターのミキオの記事では、たくさんの美味しいセブのレストランを紹介しておりますが、多くの情報がセブ島の情報です。それもそのはず、リゾートが集中しビーチを有するマクタン島には、意外とレストランが少なく、ほとんどの素敵なレストランはホテル内にあります。ジャンクフードや日常的に行くレストランも、セブ島に比べれば少ないのです。筆者はそんな中、今回オススメのマクタン島にあるカフェ&ハンバーガーショップ「Berenice cafe」に出会いました。
Berenice cafeはマクタンドクターズホスピタルとガイサノグランモールの間にあります。上には「Hotel Europa」という格安ホテルが入っていますが、ホテルのレストランではなく、一般のカフェです。
Hotel Europaに宿泊している人の国籍はアメリカ、ヨーロッパ圏が多いものの、日本の方も宿泊されるとのこと。このホテルに泊まるほとんどの方が1度は利用するといいます。
なかなかかっこいい入り口ですね。Berenice cafeはハンバーガーを主に扱っているカフェで、朝は6時から、夜は22時までの営業です。時間によっては朝食セットやおつまみセットのようなメニューもあります。
なぜこんなに詳しくお店のことがわかったのかというと、店員さんにある程度聞いてみた部分はもちろんありますが、ほとんどはこの素敵な店内の壁から情報が手に入ったのです。
Berenice cafeに入ると驚くのは、右側の壁が全て黒板になっていることです!
メニューの改定だけでなく、特別セットや時間限定メニューなど、様々な情報を店員さんが手書きで、色とりどりのチョークを使って書いています。
ただこの日黒板に記入していた店員さんは、あるメニューを消した後、それを他の場所に書き直そうとしていたのですが、メニューの値段を忘れてしまい、かなり困っていました・・・。
でもそんなところはやっぱりセブの楽しいところ!店員さんがそのことを正直に店内で話し始めると、他のスタッフばかりか筆者を含むお客様まで巻き込んで、色々なメニューの話をしながら忘れてしまった値段を導き出していました。
黒板の情報を見ると配達もしてくれるようです。
メニューが豊富なので、選ぶのがとても楽しいですね。黒板が黒なので少し店内に圧迫感があると感じるかもしれませんが、あまりの情報量に誰もが見入ってしまうこと間違いなしです。
さていよいよ、イチオシのハンバーガーを食べてみます。
今回初めて来店した筆者は、店員さんのオススメに従って上の写真の中央にある「Mighty Maxx Burger」をオーダーしてみました。値段は195ペソ(約450円)とマクタン島の中ではちょっとお高め。そのクオリティーに期待しましょう。
出てきた「Mighty Maxx Burger」がこちら。バンズはオーダーを受けてからオーブンで焼き、ビーフパテやベーコンも同じくオーダーごとに調理してくれるこだわり。
フレンチフライもついていて、このバーガーには無料でコーラなどのソフトドリンクが付きます。今回筆者はカフェの様子も確かめたかったので、アイスコーヒーを追加料金で注文しました。
右上に添えられているのはケチャップとソースです。このバーベキューソースが絶品!「Mighty Maxx Burger」の中に既にかかっているのですが、とても美味しいので追加でかけて食べます。
またお皿の左手にはナイフとフォークが添えられていて、そのバーガーの大きさを感じます。
「Mighty Maxx Burger」の中にはベーコン、ビーフパテ、チェダーチーズ、 レタス、トマトが入っています。
筆者が個人的に好きだったのはパテとチェダーチーズです。ファーストフードのチェーン店で見られる薄いチーズのチーズバーガーとは一線を画していて、厚いチーズの板がしっかりとサンドされています。
大人の男性の手で持っても余りあるほどの大きさですので、おやつ感覚で食べると夕食が入らなくなってしまうかもしれません!それでも味はとても美味しいので値段にも納得できるはずです。
リゾート滞在に少し飽きてしまった方や、ひと通り観光を終えて現地の隠れ家的なカフェに立ち寄ってみたい方にはピッタリの「Berenice cafe」。ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
(タク)