日本では今、ユーグレナという会社が発売しているミドリムシ関連の商品が話題ですね!ビタミンなどが豊富なミドリムシは、飲料としてだけでなく粉末で摂取したり、ラーメンで提供するケースもあるそうです。筆者はセブに在住してもうすぐ1年になりますが、こちらの食生活は肉が中心のため、どうしてもビタミンが不足し体調を崩しがちです。今回はそんなセブの食生活に光を当てる?かもしれない、モリンガ入りカプチーノについてご紹介します。
今回筆者が見つけたモリンガ入りカプチーノは、以前ご紹介したセブの空港に新しくできた売店にて売られていたものです。
まず袋に表記されているグヤバノですが、日本で言う「グァバ」ではありません。
れっきとした「グヤバノ」というフルーツなので\\\\\\す!
セブでは一般的に食されているもので、スーパーで買うことができます。
やや酸味のある白い実が特徴で、生で食べる他に人気なのは牛乳と佐藤を混ぜてシェイク状にして食べる方法だそうです。
いずれもデザート感覚で食べることができますね!
それに対し今回筆者が注目している「モリンガ」ですが、日本では更に知られていない植物かもしれません。
現在沖縄などのごく一部で生産されているとのことですが、インターネットなどで検索するとモリンガ茶などがあるようです。
体験談などを見てみると、粉末のモリンガ茶を溶くと緑茶に少し抹茶を混ぜたような味で、とても美味しいようです。抹茶のような味があるということは、甘みを感じるということのようです。
今回のカプチーノでは色は特に変わった様子ではなく、
普通のクリームを入れたコーヒーでした。
粉末状でモリンガの緑色が確認できましたが、
味を感じることはありませんでした。
実は筆者にはアフリカで働く友人がいます。
彼は実際にモリンガを使い、ザンビアの人々の食に携わっています。
モリンガは繊維や亜鉛、鉄分・カルシウムなどを豊富に含んでおり、
さらに19種類のアミノ酸、中でもギャバが豊富に含まれているそうです。
日本ではギャバを摂取できるチョコレートが、
オフィス用のお菓子として一時期流行っていたと思います。
こういった栄養も取ることができる自然食材のモリンガは、今世界の食糧問題を解決する一助として期待されているのです。
筆者の友人がアフリカで育成を支援してきたモリンガの様子です。
一見普通の木の葉のように見えますね。
モリンガは食べることで人間にとって良い効果をもたらしてくれるだけでなく、
根に土壌の浄化作用を持っていることもわかっているそうです。
つまりモリンガを育てることで土が元気になり他の農作物の生育に適した畑になり、更に食べることで体にも良い!とても理想的な植物なのですね。
セブでもまだまだモリンガの生育現場を見かけることは無いですし、
食べ物としてのモリンガを食べる機会も多くはないのですが、
栄養素に偏りがあるフィリピンの食事に、
モリンガが浸透していくといいと思います!
(タク)