みなさんこんにちは。セブではこの時期も時おり雨が降ったり暑い日もあったり、日本は8月に入り夏真っ盛りですね。日本の夏といえば、全国各地で夏祭りが開催されますよね。花火があがったり、露店が立ち並んだり、浴衣を着たり、、
筆者は今年の夏をセブで過ごしているので、そんな日本のお祭りとは残念ながら無縁、、と諦めていたのですが、なんと「Bon Odori」という日本の夏祭りが、ここセブでも開催されるときいて一体どんなものなのか実際に参加しに行ってきました。その様子をご紹介します!
今回筆者が参加した、Japanese Summer Fiesta Bon Odori 2015は日比交流委員会をはじめ、様々な団体の協力のもと 日本人とフィリピン人の異文化交流を深めることが目的で去年から開催され、今年はその第2回目として8月の7日と8日に行われました。
開催場所は、アヤラモールやITパークのあるセブ中心部から車で20〜30分ほどはなれたTalambanという地区で開催されました。
Talambanのファミリーパークという敷地が会場になっていて、着いてまずは入場料を支払い、かわりにチケットを受け取ります。ひとり10ペソの入場料を払うと、チケットと一緒にうちわをもらうことができました。
会場内に入ると、想像してたよりも大規模で、多くの露店が立ち並んでいました。また、この日は雨にもかかわらず、 たくさんの日本人や留学生、フィリピン人や韓国人などがいて かなりの盛況ぶりです。
露店の種類の豊富さも日本に負けず劣らず。こちらはおなじみお好み焼き。
この暖簾の感じが、日本の夏祭りの雰囲気を作っていて、懐かしく思えました。
そして夏祭りといえばこちら。欠かせない鉄板、たこ焼きです。
フィリピン人の売り子さんが、なぜかAKBのような制服を着て、慣れない手つきで一生懸命作ってくれていました。ほとんどの露店がこのようにフィリピン人が調理を担当し、日本人のスタッフと連携して日本のお祭り文化を学んでいたようでした。
他にはなんと流しそうめんがあったり、
出張美容師によるカットもできちゃうんです。
その他にも、かき氷や綿あめ、焼きそばやフルーツ飴など、日本のお祭りでおなじみの食べ物がどれもだいたい100ペソ前後で売られていました。30ペソのたい焼きは人気で、早い時間に完売となっていました。
また、露店だけでなく会場内には、このお祭りのメインである盆踊りステージまであります。
子供の頃に踊った懐かしい音楽と共に、フィリピン人と日本人の子供達がステージ上で踊ります。いつのまにか周りに人が集まり、盆踊りに慣れないフィリピン人も見よう見真似で踊って楽しんでいました。
この盆踊りステージの他にも、大きなメインステージが設置されていて、こちらでは司会やカラオケコンテスト、コスプレコンテストなど様々な催しものが行われていました。
そしてお祭りの終盤には花火があがり、ステージの光と共にダンスミュージックが流れ、会場内はちょっとしたクラブ状態に。そこは少し日本のお祭りとは異なり、フィリピン流のお祭りを感じ取ることができました。
2日間にわたって行われたこのJapanese Festival、想像よりも大規模で、セブで日本のお祭りを楽しむことができました。
セブに滞在していて日本のお祭りに参加できない方、またセブ流の日本のお祭りを体験してみたい方はぜひ、来年のJapanese Fiesta Bon Odoriに足を運んでみてはいかがでしょうか?どこか懐かしい、セブと日本の文化が混ざった一味違う夏祭りを味わうことができますよ。
( YUI )