セブ島にピースボートが来た！～田舎体験ツアー編～ | フィリピン最新情報ブログ

ピースボートという単語を聞いたことがあるでしょうか？約3か月ほどかけて大きな船で世界の各所を巡る大きな船です。日本ではよく居酒屋さんのトイレや店内の目立つ所にポスターが貼ってあり、ああ、あれかと思う方も多いのではないでしょうか。

 



 

今回はそのピースボートがセブ島に立ち寄り、ピースボートの参加者がセブ島内でいくつかのツアーにされ、それに筆者が帯同致しましたので、その様子を実際のピースボートの参加者の話を交えて、ご紹介致します。



 

そもそもどういった方がピースボートの参加しているのでしょうか。ご参加者たちに話を聞いてみると、筆者と同じ年くらいの20第半ばの人や、仕事を定年まで勤め上げ、旦那さんが仕事を定年退職後に夫婦で仲良く妻と参加する人、旦那や妻を日本において来て、1人で旅をする行動力のある年配の人など、その背景や参加理由は様々でした。

 

仕事内容も出身地も今の年齢も全く関係なく、知り合えて話ができる、この環境はなかなか貴重で面白いものだなと素直に感じました。筆者も参加者と会話をする中で筆者自身のことも話しますがそれ以上にみなさんの参加動機や日常、今このピースボートに乗ってみて思っていること、感じていること等を聞くのがとても興味深く、こうして毎日を過ごしながら、船に乗って何カ国も旅をできるこのピースボート、出会う人も滞在する国も、その滞在先の気候も決して同じではなく、毎日目まぐるしく変化するなんてなんておもしろそうなのでしょうか！！！



 

また、先程約100日で約20カ国前後の船旅と紹介しましたが、この行程に最初から最後まで全て参加する人もいれば、スタート地点の日本から乗り込み、フィリピン、次のシンガポールを訪れて、その後は船を降り飛行機で日本に帰る予定ですという人もいました。船内での宿泊数や訪問先の国や選択して参加する各国でのアクティビティ内容、部屋のカテゴリーなど様々な要素が相まって、参加料金が決まるようです。

 

さて少々前置きが長くなりましたが今回ピースボートの参加者がセブ島に来た際に参加したセブ島の田舎体験ツアーに筆者が帯同致しました。

内容は、ツアー名通りセブ島に残る現地の生活を体験しようというものです。

ざっとその行程を説明すると歴史的な教会や、ココナッツの木がたくさんある場所を訪れて、そこで実際にココナッツから取れるアルコールが含まれたお酒を飲んだり、現地人によるその摂取方法を見学したり、水牛や現地の足であるトライシクルに乗ったり、地元の小学校を訪れて短い時間ながらも、日本とは異なる学校というものやその環境を実際に目で見て、子どもたちと触れ合って、肌で感じることができ、その後、一般的な美味しいフィリピン料理を扱うレストランにて食事を取り、船に戻るといった概要です。

どうでしょう、短く文章でまとめてもなかなかおもしろそうで、日本とは違った一面を大満喫できるツアーとなっております。

 

ツアー出発前の早朝の港です。朝焼けが綺麗で人や車の気配も少なく、なんともいい時間帯でした。

 

綺麗な教会を訪れています。窓が多く、日中は多くの光が差し込む本当に開放的で居心地の良い教会でした。

 

 

お次はココナッツの木の登り方や、その実から垂れるココナッツを試飲している光景です。写真にもあるように、ここ一帯には何本ものココナッツの木がたくさん植えられていいて、南国の雰囲気を体感できる場所のひとつなこと間違いなしです。

 

そして、先程のココナッツの木から採れる葉を乾燥させたものを使って、現地では有名なカゴ作りを体験している風景です。

 

意外と複雑な行程もあるため、参加者も必死に通訳の方の説明に耳を傾けながら地元の人の素早い作業を必死に見ています。

 

 

 

こうして異文化を体験したピースボートの参加者はとても目をキラキラさせて、老若男女問わず、少年少女のような純粋な好奇心をむき出しに、写真を撮ったり、周りの景色や人をひたすら見ていたり、とても楽しそうに過ごしている姿を見て、こちらもわくわくしてきました。

個人的な話になりますが、もちろんここフィリピン・セブ島は日本に比べたら異国、異文化ですが、少しここでの生活に慣れてしまっていたような気がします。初心に戻って、もっと純粋な目で物を見て感じて、また面白い文化、食べ物、出来事をご紹介できるよう、アンテナを張って生活していこうと思えた、今回のピースボートのセブ島でのオプショナルツアー同行でした。

 

（issei）