セブでは今、ラーメン店が続々とオープンしています!日本人に馴染みの深い食べ物ですが、醤油ラーメンだけなく味噌、豚骨なども食べれるようになってきています。今回はITパークに新しくオープンした「Barikata Ramen」をご紹介します。
バリカタラーメンと言えば、極細の豚骨ラーメン!筆者は横浜で育ったため、家系の豚骨ラーメンに慣れているのですが、九州博多風豚骨もとても美味しいと思います。セブではこれまで豚骨ラーメンはあったものの、とろみのある濃厚なスープを提供している店はほとんどなく、とろみのあるスープの場合は魚介や鶏ガラなどを混ぜているものがほとんどでしたが、今回の「Barikata Ramen」は味の濃いしっかりした豚骨ラーメンとなっていましたのでご紹介したいと思います。
今回筆者が訪れたのは「Barikata Ramen」開店の2日後で、非常に多くの方が訪れていた他、お祝いの花も沢山飾られていました。フィリピンでもオープン記念でこんな風に花を贈る習慣があるんです。これがあるだけで華やかな雰囲気になりますよね。
店内は約40席強を収容できると思われます。日本のラーメン店に比べると大型の店舗と言えると思います。沢山の方が店内にいるので活気を感じました。そしてフィリピンの方々が美味しそうに豚骨ラーメンを食べている姿は新鮮でしたよ!日本のようにすすって食べるのではなく、箸で口まで持って行き、歯で切って食べていくのがこちらのスタイルのようで、日本式に「ずずっ」とすすって食べると少し注目を浴びてしまうのも海外らしい部分です。
メニューは現在この3種類で、豚骨ラーメンの他、チリソースが入ったスパイシーなものと、焦がしにんにく油を入れた黒とんこつラーメンがあります。特に焦がしにんにくは神奈川県であれば秦野を本店とする「なんつッ亭」が有名で、焦がしにんにく油は「マー油」と呼ばれています。更にこのラーメン店はタイやシンガポールにも進出しています。
にんにくを焦がすことによって香ばしい香りがラーメンの味と共に楽しめるもので、豚骨ラーメンが好きで食べ歩いている方なら一度は遭遇したことがあるのではないかと思います。セブでこんなラーメンが食べられるようになったのか!と筆者は驚いたところもあり、今回はこの黒豚骨ラーメンをオーダしました。
「バリカタラーメン」と呼ばれるラーメンは大抵非常に細い麺を採用しており、粉落とし、ハリガネ、バリカタ、かため、ふつう、やわらかめなどの好みの硬さに調整してもらえます。「Barikata Ramen」ではバリカタとかための中間ぐらいの硬さで面が提供されていたように感じました。湯で時間が非常に短いラーメンのため、提供速度も早く、フィリピンでは考えられないほどの速さでラーメンが出てくるのでとても快適。早さで考えれば今までにないものなので、この点も魅力と言えると思います。
出てきたラーメンがこちら!スープはしっかりと濃い目の味付けでとても美味しく癖もありませんでした。焦がしにんにく油もいいアクセントになっており、満足感の高いラーメンだと思います。ちなみに、この「Barikata Ramen」は同じITパーク内の日本食レストラン「知暮里」やAS Fortunaにある「筑前屋」と同じ系列の店舗です。どちらも今現地セブで非常に人気の高い日本食レストランで、筑前屋では豚骨ベースのモツ鍋が提供されているため、味に関してはとても安心できる部分があります。筆者はこのラーメンがとても美味しかったので3玉食べてしまいました!
近隣にもラーメン店がどんどんオープンしていますので、次回も引き続きセブのラーメンをご紹介していきます!
(Taku)