フィリピンの主食といえば日本と同じご飯ですが、パンも良く食べられています。16世紀のスペイン植民地時代にポルトガルの影響でパンデサル(Pandesal)というパンがフィリピンで浸透していき、現在も朝ごはんなどに食べられます。
パンデサルを始め、フィリピンの食材を使ったパンも多く見かけられる中、日本人にもオススメしたいパンがあります。それが今回紹介するトルタ(Torta)というもの。
フィリピンではお米よりパンの方が安いイメージがあるのと、手軽に手に入れることが出来ることから朝食やお菓子に食べることが多いです。そのまま食べたり、コーヒーにディップしたりアイスクリームなどを挟んだりしています。
セブ島やマクタン島内にも多くのローカルパン屋があるので、そこで安くパンを購入することができます。日本であれば惣菜パンなどが用意されていますが、フィリピンでは比較的甘いパンが好まれており、バターや砂糖がたっぷり乗ったパンを見つけることができます。
エキサイトセブでは過去に何回か現地のパン屋について紹介してきたことがありましたが、今回は日本人の口に合うパンを見つけました。そのパンがこちらのトルタ(Torta)というもの。
このトルタはセブ島を含むビサヤ諸島で多く見かけられるパンの一つで、大きめのカップケーキの様なパンです。マーモン(Mamon)というトルタに似たパンがありますが、マーモンはもっちりとした食感なのに対して、トルタはマドレーヌの様なふんわりとした食感が特徴的です。
このトルタにはパン屋によって色々なフレーバーを提供している場合がありますが、一番メジャーなものがチーズと砂糖が上に乗ったものです。甘塩っぱい味付けになるので、3時のおやつなどにピッタリのパンだと思います。
価格はそのパン屋によりますが、大体8-10ペソで購入できるのでそこまで高くないのが良いところ。大抵のパン屋には置いてあるはずですので、見つけたらぜひ食べてみてはいかがですか?
(TETSU)