マニラにはフィリピンの首都ならではの様々な観光地がありますが、効率よく目的地へ訪れるためには近年の渋滞の激しさから「時間をお金で買う」ことが非常に大切になってきます。そんな中で車や電車などとは違った、「エコツアー」で巡るイントラムロスの旅が密かな人気。どんなものなのでしょうか?
マニラの市内観光のハイライトと言えば、スペイン統治時代の雰囲気が色濃く残る街並みが人気の「イントラムロス」。マニラに訪れた方は是非足を運んで頂きたい現地の観光名所です。天気が良ければ、何百年も前に建てられた建物と現地で良く見かけるブーゲンビリア、更には南国特有の真っ青な空が広がってこんな綺麗な景色を見ることもできます。ちなみにこちらの写真は筆者撮影のもの。素人でもこんなに美しく撮れますので、おすすめのスポットです。マニラの写真はInstagramでも配信中。フォローして現地の美しい写真をご覧ください!
ここは本当にフィリピンなのかと疑いたくなるような異国譲渡漂うイントラムロス。石畳の道の中に突然現れたのは自転車屋さん?でも、普通の自転車とは少し違うみたいです。
「BAMBIKE」と名づけられているこの自転車は、なんと竹を加工して自転車ボディーの一部に使っている特殊なもの。バンブーとバイクを掛けあわせてBAMBIKEなのですね!月曜日はお休みなので、それ以外の日に訪れましょう。
店内には所狭しとBAMBIKEが置かれています。前輪と後輪の間、メインのボディー部分が竹で作られていることがわかりますね。もちろんこの竹は強化加工されていますので安全性には問題なく、さらに竹本来の軽さを維持しているため女性でも簡単に持ち上げることのできるような重量です。イントラムロスは車で回るほど大きくはないものの、歩いて回ると疲れてしまうような微妙な大きさのエリア。自転車を使って敢行するアイデアはとても良いと思います。
店内にはイントラムロス内の見どころが簡単にまとめられた地図もありますので、お土産屋さんや観光名所を効率よく回ってみましょう。イントラムロスは全てが石畳の道ではありませんので、常にガタガタの道というわけではありません。舗装道をスイスイ走ることも可能ですので、爽やかに観光を楽しんでみてください。
ちなみにこのBAMBIKEはマニラで密かな人気となっており、新興地区のグローバルシティーでは高級ホテルのアスコットBGCやフィリピン国内最新のシャングリ・ラ at the Fortなどにも導入されています。グローバルシティーは京都に似た碁盤の目のような造りをしている街であるため、車で回るとストップ&ゴーを繰り返すことになります。そんな地区でも自転車は大活躍で、ホテル滞在中のお客様へ貸出用として使われています。マニラでエコツアーを皆さんも楽しんでみてください!
(Taku)