フィリピンのカジノといえば、PAGCOR系列が有名です。PAGCORカジノはフィリピン政府が運営している公営カジノです。ウォーターフロントホテルなどに入るカジノなど、特にセブ島の代表的なカジノはPAGCORであることが多くあります。
PAGCORカジノは他国のカジノと比較すると、 低レートから遊べるため、安心してプレイできます。また、観光客だけではなく、地元人も多く利用していて笑い声の絶えないアットホームな雰囲気があり、初めての方や初心者でも楽しむことができます。
一方で、PAGCORカジノのテーブルゲームは基本は同じでも細かいところでPAGCORならではの特別ルールがあることがあり、カジノ経験者でも困惑することがあるようです。今回はカジノ初心者の方はもちろん、経験者の方まで、PAGCORカジノで遊ぶ前に知っておくと役に立つ、ルールについてご紹介します。
テーブルゲームにおいてはバカラ、ブラックジャック、ルーレット、など他国のカジノで設置されているものはあります。そして、これらはゲームのルールも共通しています。しかし、一部のゲームに限りフィリピンカジノ(PAGCOR)独自のルールでプレイされてるものもあります。それが「ポンツーン」と「Super6」です。
■ポンツーンポンツーンはブラックジャックに非常に似ているゲームです。ただ、ブラックジャックに比べるとプレイヤーに有利なルールが多くあり、ブラックジャックよりもプレイヤーの選択肢が増えるためルールを理解するとブラックジャックよりも楽しいと感じる人も多いゲームです。
また、フィールドも下のようなブラックジャックとは少し違ったものを使用します。
ブラックジャックだと思って座るとルールが違うので座る前にフィールドを確認しておきましょう。
【バイとサレンダー(ビジネス)】
通常3枚目を引く際にだけできるバイ(ダブル)が、4枚目、5枚目を引く際にもできるのがポンツーンの特徴の一つです。1つのハンドで3回までバイができます。また、通常ブラックジャックではバイをした後に引けるカードは1枚のみですが、フィリピンカジノ(PAGCOR)のポンツーンでは合計値で22を超えない限り、何枚でも引くことができます。
通常はプレイヤーそれぞれのハンドに2枚づつ、ディーラーに1枚、カードが配り終えた直後のみ、オファーできるサレンダー(ビジネス)。チップの半分だけを回収し、ゲームを降りることができるルールですが、PAGCORのポンツーンでは、3枚目、4枚目を引いた後などいつでもサレンダーができます。
また親の手札が絵札やAでなくてもサレンダーができるのもポンツーンの特徴です。また、親の手札がAの場合、サレンダーはできず、取れる手段は、インシュランス、カード、ステイのみとなります。スプリットはペアの時だけとなり、ペアベットの配当は10倍で、スプリット後のペアベットは無しとなります。
■バカラSuper6(バカラスーパー6)
バカラスーパー6は、フィリピンで主流のバカラのアレンジゲームです。 基本ルールは、手数料なしのノーコミッションバカラと同じですが、普通のバカラ(バンカー、プレイヤー、タイ)に加え、スーパー6というものが存在します。 これは、バンカーが合計6で勝った場合のみに賭けるというもので、その配当は12倍となります。普通にバンカーに賭けていてバンカーが合計6で勝った場合は、配当が掛け金の半分になります。
特にPAGCOR系カジノのポンツーンのルールは初めは戸惑うかもしれません。10のカードがない分、親が7以上のカードで、自身の手札2枚の合計値が15、16でもカードを引くといった、多少アグレッシブな人も少なくありません。また、親のカードが2〜6の際に、自身の手札2枚の合計値が12でも、ダブル(バイ)をするというチャレンジをする人も中にはいます。
バカラについては、やはり運任せのゲームなので、チップの賭け方でコントロールするしか攻略法しかないでしょうか。
今回ご紹介したフィリピン流のルールを頭に入れておくとカジノに行った際に役に立つかと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
(REON)