フィリピンのKFC(ケンタッキーフライドチキン)はジョリビーやマクドナルドなどに比べて新商品を毎年のように登場させており、メニューの入れ替わりが大変早いです。
ここ4-5年前ではチーズトップバーガーや、ダブルデッカーなどサンドイッチに力を入れていましたが、ここ最近では丼物であるライスボウルを中心に新製品を出してきている模様です。
以前、エキサイトセブではトウキョウ・ペッパーステーキやチキン・シシッグライスボウルを紹介してきましたが、今回新たにドルネケバブをイメージしたシャワルマ・ライスボウル(Shawarma Rice Bowl)という商品が登場しました。
フィリピンではモールなどに行くと、ケバブ屋が多く見つけることが出来ます。歩きながら食べられる軽食のイメージがあるだけではなく、比較的安価で辛いものが好きなフィリピン人に合っていることから、非常に人気があります。
お店で提供されている多くのものはトルティーヤまたはピタパンなどの薄いパンに包まれて提供していることが多いのですが、中にはケバブと野菜をご飯で炒めたシャワルマ・ライス(Shawarma Rice)もあります。セブ島のシャワルマ・ライスはLeylam(レイラム)という売店が有名ですが、それをイメージしたKFCの商品が新しく登場しました。
こちらがそのシャワルマ・ライスボウル(Shawarma Rice Bowl)。価格は単品で99ペソ(約218円)。
中にはチキン風味で味付けされたご飯に、チキンポップコーンのような小さいフライドチキン、きゅうりにガーリックヨーグルト、そしてホットソースがかけられているメニューになっています。
使われている具材やソースはピタに巻かれているドネルケバブと同じ感じですが、先述したレイラムのお店とはまた違ったメニューになっています。
このまま食べると極端にホットソースがかかっている所を食べかねないので、前回紹介したシシッグ・チキンボウルと同じようにミックスしていきます。
気になる味ですが、ヨーグルトの酸味が先に効いてきてマイルドな味付けかと思いきやツンとする辛さが後にやってくる感じです。ただ酸味がやや強めに感じるので、甘いソースなどがかかっていればより良いと思いました。好き嫌いの分かれそうな一品になるかもしれません。
こちらのシャワルマ・ライスボウルはさくっと食べられるトルティーヤで巻かれたブリートも販売されてあります。また、シシッグのものも用意されていました。
シシッグ・ブリート(Sissig Burrito)、シャワルマ・ブリート(Shawarma Burrito)はともに単品で90ペソ(約198円)。ドリンクとポテトフライが付いたセットメニューの物もあります。セットメニューは142ペソ(約313円)。
今回はシシッグ・ブリートをオーダーしてみました。ツイスターというメニューに似ていますが、中にはシシッグ・チキンボウルがそのまま入っていました。
トルティーヤによって味が薄くなっているので、もう少しマヨネーズなどを多くして欲しいと思うものの、ご飯が入っているメニューになるので、単品だけでも結構お腹にたまります。さくっと食べたいという方はこちらのブリートをオーダーしてみるのも良いかもしれません。
シャワルマのメニューは今後の反応によってもしかしたら発売中止になるかもしれないので、試してみたい方は、早めにチェックしておくと良いですよ!
(MIKIO)