未だに手付かずの自然が多く残るネイチャーランド「ボホール島」
ボホール島にはチョコレートヒルズやターシャなどその姿や形に感動を覚える多くの不思議な世界が待ち受けています。
セブ島旅行に来たら一度はボホール島へ訪れたいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、ボホール島は高速船で向かうと約2時間の距離。決して近いとは言えない距離なのです。
そんなボホール島にセブ島本土から小型飛行が定期便として運行を開始しました。
今回は運行を開始した航空会社「AIR JUAN」を早速利用してみたので、こちらからご紹介したいと思います。
『Air Juan(エアー・フアン)』はフィリピンで水上機による商業運航をした初めての航空会社として知られていて、小型のセスナを利用して、飛行場のない離島への航路開拓なども行っている会社です。
今回、セブ−タグビララン(ボホール)に使用される機種はセスナ社の『グランド・キャラバン』で、乗客9人と運航乗務員2人の計11人乗りです。
見てわかるように機内はとても広いとは言えません。飛行機というよりもハイエースに近いような席数と作りになっています。
フライトスケジュールは多い日は1日2往復します。セブ→タグビラランについては、朝便は火曜日、金曜日以外は出ているようですが、タグビララン→セブの夕方の便が週4日しか出ておらず、日帰りの利用をする場合は、組み合わせ的に、月曜日と土曜日のみ運行しているかたちになります。
スケジュール的には少し不便そうなAIR JUANですが、素晴らしいところは、所要時間と料金です。所要時間はおよそ20分と高速船が2時間強かかることと比較すると、どれだけ時間を節約できるかがわかるのではないでしょうか。
そして、料金も魅力の一つです。プロモを利用するとなんと片道「888ペソ」利用が可能です。高速船とほぼ同じ料金で利用できて、時間は1/6で住むと言われれば選ばない理由が見つからないのではないでしょうか。
そして、離陸すると素晴らしい景色が待っています。セスナはジャンボに比べて低空を飛行するため、ほぼ雲の下を飛ぶことになります。窓からはセブ島の大自然を見下ろすことができます。
7000以上の島があると言われているフィリピン。そのとおり島の数は半端ではないことがわかります。20分の間に数多くの島をパスしていきます。そして、その形や作りは実に興味深いものがあります。
島を埋め尽くすほどの家が立っているこちらの島。
なぜ住民の方はわざわざこの小さな島に肩を寄せ合う形で住んでいるのかと不思議に感じます。
そんなことを考えているうちにあっという間にボホール上空に到着しました。
そして、目の前に滑走路が広がります。
映画でしか見たことがないコックピットから見る滑走路は少年心をくすぐります。
そして無事に到着しました。
小型なので、着陸時は少々衝撃が強いのかとドキドキしていましたが、とても安定しており、心配無用でした。
今回のフライトを担当してくれた副操縦士の女性です。
恐らくまだ20代かと思われます。カッコイイですね。
そしてこちらは機長の方です。こちらも若い女性!
若いですが、腕前はとてもいいので安心してください。そして、サービス精神もバッチリで、カメラを向けると満面の笑みを浮かべて応じてくれました。
本当に合っという間のフライトでした。
帰りも無事にセブ島に戻り、ボホール島の1日観光を満喫することができました。
ちなみにAIR JUANは飛行機ですので、もちろん発着はマクタン空港となります。
そのため、マクタン島内にお泊りの方はセブ港までの移動も考えると絶対にこちらを利用した方が良いでしょう。
ボホール島旅行を検討中の方はぜひAIR JUANをご検討ください。
AIR JUANのチケットはAIR JUANホームページより購入が可能です。
皆さんも是非、AIR JUANを利用して近くなったボホール島を体感してみてください。
(REON)