フィリピンでは7月以降から、清涼飲料水に健康被害の警告を容器に表示するようになるかもしれません。
たばこみたいに、『あなたの健康に被害を及ぼします』と言うようなメッセージが入るのでしょうね。
何故かと言うと、あのドゥテルテ大統領が「清涼飲料水には沢山砂糖が入っていて、重度の肥満や糖尿病などの健康リスクが高いからほどほどにした方が良いんじゃないか」と言い出したからと言われています。
フィリピンにいる外国人からすると、「え?今更?私たちは来た時から分かってたよ」って思っていると思います。
私もセブにやって来た頃、お昼ご飯に皆コーラとかスプライトなどの炭酸と一緒にご飯を食べていた事にびっくりだったんですから!
「ええ!!白いご飯と炭酸??」
それが10年も住んでいると、私も白いご飯と炭酸を一緒にいただくようになってるので、慣れって本当に怖いです。
何故いきなりドゥテルテ大統領がこんな事を言い出したのかと言うと、なんとフィリピンの病的肥満率がアジアでは第4位でトップ3目前になったからなんです。
確かにフィリピン人を見ていてよく思うことがあります。
若い時は細い人が多いのに、ある程度のお年頃になると突然太りだすのです。びっくりするくらい。
若い頃と同じ量の糖分を摂取し続けていたら、必然的にそうなりますよね。
フィリピンでは炭酸以外にも、太る原因がもう一つあると私は考えています。
それがこのインスタントコーヒー。
3 in 1(スリーインワン)と呼ばれていて、お砂糖とコーヒーとミルクが入っているので、そのままお湯を注げばできあがり。
これフィリピン人本当に大好きで、日に2袋は飲んでいるのではないでしょうか?
我が家のベビーシッターさんも、朝と午後に飲んでいます。
これ甘すぎて全部飲めません・・・
私の感覚では、砂糖5:ミルク3:コーヒー2の割合です。
ランチと夕食に炭酸を飲み、さらにほぼ砂糖のコーヒーを1日2袋をずーーーーっと飲み続けていたらどうなるか?
肥満まっしぐらです。
最近税制改革が行われたようで、甘い飲み物には6ペソ~12ペソ課税されることになったので、もしかしたら値上げされて買う人が減るかもしれませんね。
(※我が家の近所では)