最近、日本の家族や友人たちから「デング熱流行っているけど、大丈夫なの?」とよく聞かれるようになりました。
なぜなら日本で『フィリピンでデング熱が猛威をふるっている』と言うニュースが流れたそうですね。
では実際現地であるセブではどんな状況なのでしょうか??
その前に、デング熱について簡単に説明しておきましょう。
デング熱とは
ネッタイシマカなどの蚊によって媒介されるデングウイルスの感染症である。
症状を示す患者の大多数はデング熱と呼ばれる一過性熱性疾患の症状を呈する。
感染3 ~7 日後、突然の発熱で始まり、頭痛特に眼窩痛・筋肉痛・関節痛を伴うことが多く、食欲不振、腹痛、便秘を伴うこともある。
発熱のパターンは二峰性になることが多いようである。発症後、3 ~4 日後より胸部・体幹から始まる発疹が出現し、四肢・顔面へ広がる。
これらの症状は1 週間程度で消失し、通常後遺症なく回復する。
国立感染症研究所サイトより
話は戻りまして、セブでデング熱はどうなのかと言いますと、私の周りではそんな話が出たこともなく、「デング熱が流行っているんでしょ?」と聞かれた時に、「え?そうなの??」と言ってしまったほどです。
個人的な感想ですが、7~8年前の方がデング熱にかかったと聞くことが多かったように思います。
とは言え、実際にフィリピンの保健省が多くの人がデング熱にかかっていると発表しています。
セブを含めて、フィリピンはまだまだジャングルも多く、未舗装の場所も沢山あり、水道が通ってない離島も多く存在します。
そんな場所では雨水を貯めていたり、コンクリート舗装されておらず地面の土がむき出しの場所も多くあり、蚊にとって快適な環境が沢山あるからではないかなと考えられます。
だからと言って、町中に住む人たちや観光で訪れた方たちがデング熱にならないとも限りませんので、しっかりと蚊に咬まれないように自己防衛していきましょう!
「扇風機を使う??」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は蚊って風に逆らって飛ぶほど強くも無いので、うちわなどで扇ぐだけでも遠くへ吹き飛ばされて行くんです。
屋外のレストランなどでは、暑さ対策で扇風機や送風機が何台も回っていますが、実は蚊よけにも効果があるって事なんですね。
デング熱に関して心配されている方も多くいらっしゃると思いますが、実際に現地に住んでいる中では気にして生活はしていないのが実際のところです。
でも蚊に刺されないことに越したことはありませんので、虫よけスプレーなど自衛できるグッズを日本から持ってくると安心ですね。
万が一忘れてしまっても、薬局やスーパーで売っていますよ。
セブではクリームタイプの虫よけがスタンダートです。
我が家にも虫よけスプレーは常備しています!
セブ現地ではデング熱に関してピリピリした雰囲気もありませんので、蚊に刺されないような工夫をしながら旅行楽しんでくださいね。
MARUでした。