フィリピンの最南部にあるミンダナオ島はフィリピン国土の1/3の広さを持っています。ミンダナオ島の有名な観光地といえばダバオ、カガヤン・デ・オロ、ゼネラル・サントスが思い浮かぶと思いますが、バナナやパイナップルの名産地、またイスラム教徒が多くエリアとしても知られています。国民の90パーセント以上がカトリックを占めている中、イスラム教徒が多く住んでいるミンダナオ島ではマニラやセブ島とはまた違った独特な文化を見ることができます。今回筆者はミンダナオ島にあるコタバト市(Cotabato City)や、北コタバト州(North Cotabato)にあるピキット(Pikit)に行く機会があったので、紹介したいと思います。