セブ島基本情報

セブを歩く Sightseeing

フィリピン最古の歴史を誇るセブには、その長い歴史を物語る建物や記念碑が数多く残されています。サント・ニーニョ教会、サンペドロ要塞、コンロ通りなどは、それぞれフィリピン最古のものと言われています。たまには、のんびりとセブの歴史を訪ね歩いてみるのもいいものです。

マジェラン・クロスの画像

マジェラン・クロス (Magellan's Cross)

1521年、フィリピン最初のキリスト教徒となったフマボン王とファナ女王、臣下400人が洗礼を受けた場所にマジェランが建てた木製の十字架。奇跡を呼び、万病に効くと信じた人々が十字架を削りとるようになったため、十字架の全壊を防ぐ目的で、1834年には八角堂が作られ、十字架も外側部分は複製になりました。八角堂の天井には、当時の洗礼儀式の様子を物語る絵画が一面に描かれています。八角堂はマガリャネス通り(Magallanes St.)にあり、通りを隔てて南側にはシティ・ホール(Cebu City Hall)があります。

サント・ニーニョ教会の画像

サント・ニーニョ教会 (Sto. Niňo Church)

1565年にスペインの植民者レガスピとウルダネタによって建てられたフィリピン最古の教会。マジェラン・クロスが入る八角堂の通りを隔てた北側にあります。1568年11月1日焼失、1602年再建、1628年再度破壊、1740年に再建修復。境界の守護聖人サント・ニーニョ(Sto, Niňo de Cebu=幼きイエス・キリスト像)は、マジェランがファナ女王に贈ったもの。レガスピらがもたらした戦火のなかでも無傷だったといわれ、以来人々はこの像を奇跡の守護神として崇拝するようになり、今でも毎日、多くの信者が訪れています。1965年にはローマ法皇よりバシリカ・ミノレ(教会堂)称号を与えられ、バシリカ・ミノレ・デル・サント・ニーニョ(Basilica Minore del Sto. Niňo)と尊称されるようになりました。

サンペドロ要塞の画像

サンペドロ要塞 (Fort San Pedro)

フィリピン最古で最小の3角形の要塞。1565年に建設が始まり、完成までに200年を要しました。1700年代にはイスラム教徒の海賊の見張り台として、戦時には牢獄または捕虜収容所として使われました。サンペドロ要塞を含む一帯は「自由の広場」(Plaza Independencia)と呼ばれる公園で、市民の憩いの場所になっています。

カルボン・マーケットの画像

カルボン・マーケット (Carbon Market)

魚、肉、野菜、フルーツ、花、日用品、菓子、手工芸品など、あらゆるものが揃っています。セブ市民の日常生活のひとコマを見ることができます。

コロン通り (Colon Street)

16世紀後半、レガスピの時代に舗装されたフィリピン最古の通り。探検家コロンブスに因んで名づけられました。

フエンテ・オスメニャの画像

フエンテ・オスメニャ (Fuente Osmaňa)

セブ市のアップタウンにあり、中央に噴水、外側に緑の芝生の広場が広がる円形の公園です。イベントなども行われます。周囲にはロビンソン・デパート / ホテル、ラジャーパーク・ホテル等があります。

セブ州政府庁舎の画像

セブ州政府庁舎 (Cebu Provincial Capital)

1937年、当時のソテロ・カバフグ知事の施政下で建設されました。ホワイトハウスと同様の白いドームを持つ美しい建物。ダウンタウンから一直線に走るオスメニャ大通りの終点です。

道教寺院の画像

道教寺院 (Taoist Temple)

市の北西方向、ビバリーヒルズ(Beverly Hills)にあるこの寺院には、紀元前600年の中国の思想家老子(Lao-Tze)の教義が保存されています。99段の階段を登って寺院に行き、運勢を占ってもらうこともできます。道教の儀式は毎週水曜日と日曜日に行われます。この他、道教寺院の近くには仏教寺院のプーシアン寺院(Phu-Sian Temple)が、また、小高い丘ラフグのピースバレー(Peace Valley, Lahug)には、薬効があると信じられている泉水を持つヘブンリー・テンプル・オブ・チャリティー(Heavenly Temple of Charity)が建てられています。

最後の晩餐礼拝堂の画像

最後の晩餐礼拝堂 (Chapel of the Last Supper)

1601年頃に建てられたマンダウエ市サン・ホセ・パリッシュ教会の礼拝堂には、キリストと12人の使途が最後の晩餐のテーブルについている像が安置されています。これらの像は木製で、地元の職人や彫刻家による手作りのもの。すべて等身大の大きさで、まるで生きているような錯覚を覚えます。

サンミゲル工業団地 (San Miguel Industrial Complex)

マニラ以外では最大のガラス工場や有名なサンミゲル・ビールの醸造所、コカコーラ等の工場があります。

マンダウエ /マクタン大橋 1&2の画像

マンダウエ / マクタン大橋 1&2 (Mandaue-Mactan Bridge 1&2)

空港があるマクタン島とセブ市内を結ぶ要の端。全長約900m。西側の旧大橋は1972年完成、東側の新大橋は1999年に完成。

マクタン輸出加工区 (Mactan Expport Processing Zone=MEPZ)

輸出製品専門の加工区。NEC,ペンタックス、タイメックス等、世界の一流企業が多数進出しています。

ラプラプ / マジェラン記念碑の画像

ラプラプ / マジェラン記念碑 (Lapu-Lapu Monument / Magellan Marker)

エンガノ岬の膝の深さほどしかない遠浅のビーチの岸に建てられています。1521年、キリスト教布教のためセブ本島からマクタン島をめざしたマジェランは、この地でマクタン島の首長ラプラプと戦い、負傷し、やがてこの地に没しました。マクタン島ではラプラプは、侵略者マジェランを撃退した英雄として尊敬されています。記念碑の横には当時の戦闘の模様を伝える絵画が展示されています。

ギター工場の画像

ギター工場 (Guitar Factry)

マクタン島にある町マリバゴ(Maribago)には、手作りのギター工場が数箇所あり見学ができます。輸出用の高級ギターから手頃なウクレレまで、展示即売されています。

サン・カルロス大学博物館 (University of San Carlos Museum)

1595年創立のフィリピン最古の大学。フィリピン各地の考古学者的発掘品、民族工芸品、動植物の標本、宗教的遺品を陳列しています。

カサ・ゴロルド博物館 (Casa Gorordo)

セブ最初のフィリピン人司教の邸宅。1869年代の建築様式を再現した建物で、18世紀から19世紀の宗教的な遺品や版画、工芸品の他、現代美術も展示しています。開館は9〜17時。

フマロン・レピドモザイク (Jumalon's Lepido Mosaic Art Collection)

ジュリアン・フマロン教授が蝶の羽を使って制作した見事なモザイクの数々。フマロン教授の住居に展示されています。

オスメニャ邸 (Osmeňa Residence)

故オスメニャ大統領の邸宅跡。大統領及びマッカーサー将軍に因む記念品が展示されています。

セブ・パブリック博物館 (Cebu Public Museum)

オスメニャ大通り沿いのリハーサル記念図書館・博物館(Rizal Memorial Library and Museum)にあり、セブ市から委託された歴史的な絵画や彫刻を展示しています。

セブ市広域図の画像
セブ市中心部の画像

宗教色豊かなフィリピンでは、フィエスタと呼ばれる祭りや行事が1年中各地で行われています。カトリック、イスラム、仏教の3種の宗教文化がお互いに自己の存在を主張しながら、南国の太陽の下に息づいています。フィリピン最古の都市、セブの祭りでは、歴史的な故事に起源を発する「シヌログ・フェスティバル」が最大のハイライトです。

セブの祭りと行事の画像
1月 第3日曜日 シヌログ (Sinulog)
Fiesta Seňorとしても知られるセブ市最大の祭り。幼きイエス像サント・ニーニョ(Santo Niňo de Cebu)を崇めるセブ版リオのカーニバル。ピット・セニョールのドラムに合わせて大パレードが通りを練り歩きます。
2月 24日 セブ市チャーター・デー (Cebu City Charter Day)
セブが南部フィリピンで、最初の特許市に指定された日を祝う日。市民と軍隊のパレードが行われます。
3月 セマナ・サンタ・サ・バンタヤン (Semana Santa sa Bantayan)(不定期)
バンタヤン島独特のホーリーウィーク(聖週間)のフェスティバル。島民の親戚・友人、ツーリストが訪れます。
パスヨン・サ・マンダウエ (Pasyon sa Mactan)(不定期)
イエス・キリストの受難と死、そして、それからの復活を36時間にわたって再現するもので、聖金曜日から復活祭当日にかけて行われます。
4月 27日 カダウガン・サ・マクタン (Kadaugan sa Mactan)
マクタン島の首長ラプラプがマジェランを破ったマクタンの戦いを再現する祭り。
5月 8日〜1週間 マンタウェイ・フェスティバル (Mantawi Festival)
マンダウエ市の守護聖人セント・ジョセフを崇める祭り。5月8日からの1週間に渡って行われます。
11月 20〜21日 バージン・オブ・ザ・ルール・フィエスタ (Virgin of the Rule Fiesta)
女性守護聖人オポンを崇める祭り。2日間に渡って屋台がずらりと並び、華やかなパレードが町中を練り歩きます。イベントのハイライトはフィエスタ・クイーンの戴冠式。
24〜25日 カブカバン・フェスティバル(Kabkaban Festival)
スペインを統治時代の家屋で知られる、カルカル町の守護聖人アレキサンドリアのセント・キャサリンを崇める祭り。
12月 25日 パスクハン(Paskuhan)
フィリピン最大のクリスマス行事のこと。12月になると、クリスマス当日まで賛美歌やクリスマス・ランタンのコンテストなどが行われます。