マニラ空港は、ニノイ・アキノ・インターナショナル・エアポートの
の頭文字を取って、NAIA(ナイア)とフィリピン人には呼ばれています。
NAIA第2ターミナルから真っ直ぐ続くNAIAロードに
「Airport Cafe」という知る人ぞ知るフィリピン料理店が
あります。
第4ターミナル(=国内線)へも徒歩距離にあるので、
隣接する立体駐車場は、フィリピン人が国内の他の島へ
旅行する際の駐車場となっています。
駐車場の下の入り口を入り、2階にあがると、左側に見えるのが
「Airport Cafe」です!*
空港近くと言っても外国人観光客にはあまり知られていない
穴場なので、お客さんはフィリピン人ばかりです。
まず、席に着くと、日本の「つきだし」のような感覚で
無料のスープが出てきます。
今回は大人数でのランチをしたので、
色んなフィリピン料理をオーダーしました!
チャプスイ(Chopsuey)
フィリピンの野菜料理の定番と言えば、チャプスイ!
ピーマン、にんじん、キャベツ、白菜、カリフラワーなど
色んな野菜が入っていて、味付けは五目炒めに似ています。
フィリピン旅行中も健康に気を遣い、野菜を食べたい方は
絶対抑えておきたい一品です。
パクシウ ナ パタ(Paksiw na pata)
豚の脚肉(もも肉より下の足にかけての部位)を
バナナと一緒に煮込んだ甘辛い肉料理です。
肉がよく煮込まれていて、ほくほくやわらかく美味しいです。
バナナを煮込み料理に入れるのは、日本人の私達からすると、
何とも斬新に思えますが、さすがバナナ大国フィリピン。
バナナの入った煮込み料理は他にも複数あります。
煮込まれたバナナは生の状態よりも甘みを減らし、
じゃがいもに近いような味がし、意外に美味しいです。
フライド デリス(Fried Dilis)
小魚の揚げ物。
少し塩がきいた小魚がかりかりしていて白ご飯とよく合い、
病みつきになる味です。
トルタン タロン(Tortang Talong)
タガログ語でTortaは卵料理、Talongは茄子です。
その名の通り、トルタンタロンは卵をつけて揚げた茄子です。
このトルタンタロンは私も一度食べてから大好物となり、
自宅でもよく料理しますが、日本人の友人たちの口にも
合ったようで大好評でした。
第1、2、4ターミナルまでそれぞれ5分程度です。
第3ターミナルのレストランはこれまでもいくつか
紹介しましたが、第1,2,4ターミナルは
第3ターミナルほどレストランが充実していないので、
フィリピン出発前の最後の楽しみにAirport Cafeに
行ってみるのもいいかもしれません!*