観光地として知られているセブではありますが、多くのビジネスマンが世界各地から移住している土地でもあります。エキサイトセブのライターたちももれなくそれに当たるわけですが、旅行ではなく生活している人たちが母国のような生活をしたいと思ったとき、それはどのぐらい叶うものでしょうか?今回は食事編ということで、自炊や生活雑貨の買出しについて見ていきましょう。
家計の節約の基本は「節電・節水」にあるところが多いですが、食事もその要素の1つに挙げることができます。
もちろんカレンデリア(ローカルで一般的な食事)などで食事を取るのもとても安いセブですが、母国のような生活で節約したいと思ったときには、日本と同じようにスーパーで買出しをします。
セブのいいところは生活必需品がとても安く手に入ることです。定番のスーパー「Savemore」で購入してみたのは、
・洗剤2,5キロ
・パスタ1キロ
・パスタソース1キロ
・オタップ(日本のうなぎパイのようなお菓子)お徳用
・タッパー10個
・マンゴー&オレンジジュース1リットル
・豚肉350グラム
・人参2本
・ジャガイモ約10個
・たまねぎ3個
・いわしの缶詰4個
・ツナの缶詰1個
・ガス缶2本
・歯磨き粉普通サイズ
これだけ買っても950ペソ程度(約1900円)で購入できます。通販サイトアマゾンで「洗剤2.5キロ 値段」と調べてみると、日本では洗剤だけでこの値段に達してしまうことがわかります。
またキッチンがある場合にはこのように日本と同様下ごしらえをしておくこともできます。
キッチンがない場合でも、まな板と包丁は簡単に手に入れることはできるので、食生活のサイクルを作っていくことは可能です。
また調味料については日本よりも充実している印象があります。
筆者の家では黒胡椒、チリペッパー、塩だけを常備していますが、様々なスパイスも「Savemore」で購入することができます。中には日本では料理店などでしか使われないようなものも安価で購入することができますので、こだわりの1品を作るもの楽しいかもしれませんね。
工夫次第でこんなにしっかりしたカレーを作ることができます!
セブの食生活ではどうしても野菜が不足しがちなので、筆者は自炊を行う際、特に野菜の種類や量に気を配るように心がけています。
パスタなどは日本と異なり、ソースにひき肉などが既に入っているタイプのものはほとんど見かけません。基本的にはトマトだけのペースト状のソースになりますので、このソースに好みの食材をプラスして調理する必要があります。一人暮らしで時間がない日本人の方にとっては、日本よりは少し不便に感じるかもしれませんね。
パスタもこのように十分な質で作ることができます。
今回はコンビーフとツナを混ぜたソースを作ってみました。缶詰のバリエーションがとても多いので、追加の具に困ることはあまりないと思います。セブで他に有名な缶詰といえばマッシュルームとコーンです。どちらも幅広い料理に使えますね。
またセブやマクタンではお酒も安く手に入れることができます。時にはサンミゲルビールではなく、カクテルなどを作ってみてはいかがでしょうか。筆者は今回ラム酒とマンゴーオレンジジュースのカクテルで仕事後の時間を過ごしてみました。こちらも日本より多くのバリエーションを楽しむことができるのはさすが海外といったところだと思います。
日本人だけではなく、セブに移住している外国人が母国を感じることのできる「食」。
もしセブに在住される際には、素敵なデイリーライフを過ごしてみてくださいね!
(タク)