ボホール島には沢山のホテルがありますが、その多くが隣接するパングラオ島に集中しています。パングラオ島は美しいビーチで有名で、観光客が多く訪れ、宿泊する場所である一方で、日中の観光はカントリーサイドが中心で、見どころは主にボホール本島となります。そんなボホール島の中でも山中にあり、部屋数が非常に少ない隠れ家的なホテル、「Marquis sunrise sunset residential cottages」に今回宿泊してみました。
ボホール本島の観光をする1日を作るのであれば、ボホール島のホテルを取ったほうが、より長い時間ホテルライフを満喫出来るだけでなくボホール島とパングラオ島2泊で十分ボホールの魅力を満喫できるでしょう。
そのためには1泊目の到着日の宿をボホール島で取り、旅行会社のツアーのピックアップをホテルから受けて、送り先をパングラオのホテルにしてもらうことが良策です。
今回筆者はこの流れに沿って、ボホールに夜到着し「Marquis sunrise sunset residential cottages」に宿泊し、バクラヨン教会からカントリーサイドツアーに参加した後、ボホールビーチクラブに送ってもらいました。とても楽ですし、ロスタイムが殆どありません。
「Marquis sunrise sunset residential cottages」はボホール島で有名な観光地のバクラヨン教会を過ぎてすぐの道を左に入り、かなり山を登ったところにあります。基本的に自力で行くことが難しいホテルなので、予約をしたら事前にホテルに連絡をし、港などでピックアップをしてもらいましょう。その際の送迎料は500ペソ(約1300円)と言われますが、かなり高いので事前に値引き交渉をすべきです。筆者は今回350ペソ(約900円)で送迎してもらいました。
ものすごい坂を上がって到着する「Marquis sunrise sunset residential cottages」は、全てコテージタイプのお部屋となっております。
総数は恐らく5部屋で、カテゴリーが上になるほど広くなり、敷地内の上の場所になります。なぜ上になるかというと、「Marquis sunrise sunset residential cottages」の名からも分かる通り、ここのホテルは日の出、日の入りがものすごく綺麗なホテルとして知られており、部屋の広さのみならず宿泊者は景色を楽しみにしているのです。
このホテルのウリは他にもあり、それがこのプールです。青空の下に輝く山の中のプールは、ビーチに負けないほど輝いていますね。きっちりと清掃が施されているのも重要なポイントです。
手前の犬がべったり寝転んでいるのが可愛いですね。
プール自体は小さく、ビーチサイドに椅子も数脚しかないものの、
アットホームな雰囲気が漂うホテルです。ゆっくりとした空気が流れています。
プールサイドから海を一望できる景色はこのホテルならではです。ビーチサイドから見る景色とはまた違った、爽快な開放感が味わえます。
視線を少し下げてみるとプールと海が繋がって、
何処までも続く青を楽しむことだってできます。
プール沿いにあるレストランは木材が多く使われ、白を基調にしておしゃれに整っています。バーカウンターなども洒落た食器が目に入ります。
このホテルの犬たちは、何故かみんな太っています!
ちょっと日本で見たことのないようなほど太ってしまっている右側のビーグルは、
実際にご覧いただくとその歩きからがぎこちなく、可愛らしいですが、ダイエットさせてあげたいなと思ってしまうほど。
素敵な朝食はセットメニューから選べます。
今回はパンケーキとマンゴージャムのシンプルなセットをチョイス。
夜になるとこの雰囲気も一転し、森の中の静けさが広がります。
虫や鳥の鳴き声だけが聞こえる、
初秋のような雰囲気はどこか日本を思い出させてくれます。
今回の部屋は、カテゴリー的には中盤のものですが十分に広く、
アメニティーも問題なく設置されている他、設備も充実しています。
天竺つきのベッドはリゾートホテルの理想ですね。
でもこのホテルでは、自然に囲まれている施設のため、
本来の虫除けの機能を十分に果たしてくれます。
「Marquis sunrise sunset residential cottages」は山の上にあるため、
到着後は基本的に外に出ないことを想定しなくてはいけません。
そのためスナック菓子や喫煙者の方は煙草など、
嗜好品などは事前に買っておかないと後悔します。
それでも喧騒から離れ、ボホールの自然を一日中ゆったりと満喫できるこのホテルは、値段的にも手頃でオススメできます。
ボホール本島での宿泊を考えている方は是非候補に入れてみてくださいね!
(タク)