朝マックといえば日本でも海外でもちょっと贅沢な気分になりませんか?筆者は日本に住んでいた頃から、朝マックはめったに食べないので特別な気分でした。マクタン島にも何件かマクドナルドがありますが、日本よりも豊富なメニューが揃っています。その中でも、日本でも置いたらいいのにな!と思うストロベリーソースをご紹介します。
今回筆者が朝食を取ったのはマクタン島「マクタンニュータウン」内のマクドナルドです。メニューは「Big Breakfast」というもので、ハンバーグ・スクランブルエッグ・マフィン・ハッシュポテト(ハッシュブラウン)のセットで125ペソ程(400円程度)でした。このメニューは最も献立が多いメニューで、かなりお腹いっぱいになるお得なものです。
スクランブルエッグにつけるために、ケチャップが2つ添えられていました。日本でもフィリピンでも卵にケチャップを付ける習慣はあるのですが、パスタなどの場合トマトソースがものすごく甘いことがあります。これを現地では「Filipino taste」と呼んでいるようで、スーパーなどに行くと「Filipino taste」と「Original」の2種類のトマトソースを見つけることができます。マクドナルドで提供されたのはOriginalの方のケチャップでした。
そして今回ご紹介しているイチゴジャムがこちら!なんだか日本のコンビニのサラダに付いているドレッシングのような見た目ですね。
ちなみに日本ではこのようなものを一般的に「ジャム」と呼んでいますが、ジャムには複数の種類があります。
「ジャム」フルーツが完全にペースト状になっている状態を指しますが、今回の容器には「Strawberry preserves」と書いてありますね。「プレザーブ」となっていた場合は、フルーツが完全にはペーストになっておらず、やや形が残った状態のまま提供されていることを意味します。若干の違いですが、少し高級な日本のジャムも、フルーツの食感を楽しみながら食べられるタイプのものはプレザーブに分類されます。
また聞き慣れた「マーマレード」も日本で言うジャムの括りだと思いますが、これは柑橘系のフルーツのジャムで、かつフルーツの皮が含まれている場合の呼称です。この3種類を知っていると、どんなジャムが買いたいか、頭のなかでイメージができている場合には海外で便利だと思います。
マフィンの中には最初は少量のバターのみが塗られています。さっぱりとコーヒーなどと共に食べたいと思った場合には、このままでも十分食べることができます。
今回は折角なのでこのイチゴプレザーブを塗って食べてみました!
実際に出してみると、確かにイチゴの果肉が残っている状態でした。イチゴの種と果肉の盛り上がりが写真からも見て頂けるかと思います。
量は1つのマフィンに塗るには十分な量で、結構な甘さになりますので、使うときは加減をしながらやってみてください。
今回のイチゴプレザーブについて筆者は現地の方に聞いてみたのですが、フィリピンの中でこのソースをパンなどに塗ることはかなり浸透している文化のようで、他にピーナッツバターやチーズを塗る文化も好まれているようです。
特にバギオの辺りで作られるイチゴプレザーブは有名だそうなので、もし見かけたら試してみるといいかもしれませんね!
(Taku)