日本では今ココナッツオイルが大人気のようです!アルツハイマー症にも有効な成分が入っているようで、健康に非常に良いと言われています。現地でも熱が出た時などに、日本のスポーツドリンクのような位置づけでココナッツの中に入っている「ココナッツウォーター」を飲むことがあります。今回はスーパーで販売されていたココナッツウォーターを実際に試してみました。
今回筆者がココナッツウォーターを見つけたのは、マクタン島のセーブモアマリーナモール店です。沢山の飲み物が並ぶ中で幾つかココナッツウォーターを見つけました。
実際に購入してみたのは日本でも有名なブランドであるトロピカーナのものです。ココナッツ系の飲み物には体への水分浸透効果があると言われており、その効果は日本のスポーツドリンクよりも高いと言われています。
購入したココナッツウォーターは1本1リットルで76ペソ(約200円)です。日本でどのような値段で販売されているかはわかりませんが、1リットルで200円程度であれば、自動販売機の値段から考えれば割安なようにも思いますし、一般的な飲み物ではない面も考慮すれば、日本人からすると安いのかもしれませんね。
今回こちらの製品を購入した理由として、内容物がシンプルである点が挙げられます。フィリピンの飲み物は総じて甘く、これは現地の方々の嗜好ですので仕方ないのですが、健康飲料としての目的がある今回は、できるだけシンプルに、かつノンシュガーにできるだけ近いものを探してみました。
結果的にトロピカーナのこのココナッツウォーターは、上の記載のように砂糖が入っているものの全体の1%以下ということで、味の調整程度だと思われます。ちなみ砂糖の下に記載があるSodium Metabisulfite は二亜硫酸ナトリウムのことで、添加物です。
本当に純粋なココナッツウォーターを飲みたい場合には、ココナッツから直接飲むのがもちろん良いですね。セブではこれができるので、街中でBukoという表記があれば大きな丸いココナッツの実を探して下さい。割って飲ませてくれることもありますし、ミルクと割ってココナッツミルクとして提供している場合もあります。
グラスに注いでみると、白濁した半透明の飲み物が出てきました。筆者は実際にココナッツの実から直接ココナッツウォーターを飲んだことがありますが、色は全く同じです。この白っぽさはココナッツの内側の繊維質に起因しており、この繊維を削り取るように食べることもできます。是非セブにいらっしゃった際にはナチュラルな「Buko juice」(ブコジュース)も試してみてくださいね!
味は予想通り甘みがなく、ココナッツ本来のほのかな香りと味を感じる程度で全体的に薄い味です。就寝前や朝ごはんに向いているような気がします。もちろん、運動後の摂取もおすすめです!
(Taku)