フィリピン料理は醤油や揚げ物などが多いこともあり、比較的こってりな料理が多いです。
それに比べ、ベトナムやタイ料理などといった東南アジア料理はスパイスが使われおり、ピリッとしていたりココナッツミルクなどを使用したマイルドな味付けになっているので、好きな方も多いのでは無いでしょうか?
セブ島ではフィリピン料理以外にも本格的な国際料理を楽しむことが出来るのが良い所。アヤラモールで外国人観光客などが良く集るベトナム・タイ料理店である、Lemon Grass(レモングラス)というレストランがあったので、今回はそのお店をチェックしてみました!
フィリピンやタイ、ベトナムなどを含む東南アジアの料理は中国系やフランス、スペイン、イギリスの植民地時代の影響もあり、独特な食文化になっています。
タイ料理に関しては中国、カンボジア、マレーシア、ラオス、ミャンマーなどの周辺諸国の影響を多く受けており、スパイスやハーブが多く使われています。そのため、甘辛く酸っぱいユニークな味付けになっています。
以前、エキサイトセブではそんなタイ料理を楽しめる、クルアタイ(Krua Thai)というお店を紹介してきましたが、アヤラモールにも新館が出来た時と同じタイミングでオープンしたLemon Grass(レモングラス)というお店があり、外国人観光客を中心に人気のあるレストランになっています。
お店のロケーションはアヤラモール1階のテラスエリアにあります。分かりにくいかもしれませんが、マリオットの近くにあるUCCコーヒーやCafe Laguna(カフェラグナ)の隣に位置しています。
筆者は土曜日の夜に行ったのですが、お客さんが多かったためか6番目に待たされる事になりました。
お店はこの様な感じ。緑色と白をイメージしており比較的明るい雰因気を持っていました。
このレモングラスはこのお店で提供しているベトナム・タイ料理の他、フィリピン料理を中心に提供しているカフェラグナ、アジア料理のULLI’s(ユーリーズ)を運営しているラグナグループの一員です。同じグループ会社の他のレストランはアヤラモールでも見つけることが出来ます。
今回はフローズングレープジュース(Frozen Grape Juice)、パイナップルフライドライス(Pineapple Fried Rice)、生春巻き(Goi Cuon)、パンダンチキン(Gai Hor Bai Toey)、揚げ豆腐(Taoho Sawaei)をオーダーしてみました。
こちらはフローズングレープジュース。価格は95ペソ(約254円)。
本物のぶどうが使われているようで風味があり、とても美味しかったです。ただ氷と砂糖の比率がぶどうに比べて多めだったので、甘い印象でした。
生春巻きであるゴイ・クオン(Goi Cuon)はベトナムの代表料理です。価格は195ペソ(約522円)。
中には人参、豚肉、エビなどが入っており、ココナッツミルクがベースのソースにディップして食べます。ライスペーパーがものすごくモッチリとしていて、ハーブなどの風味がいいアクセントを作っていました。
パイナップルフライドライス、価格は175ペソ(約469円)。
フィリピン料理店などでもたまにパイナップルライスを見つけることが出来ますが、あっさり系の味付けがほとんど。
こちらのパイナップルフライドライスは少ししょっぱく味付けがされており、パイナップルの甘みが食欲をそそりました。どのメインディッシュのメニューでも合うと思うので、オーダーしてみると良いでしょう。
この日は世界自然保護基金(WWF)が主催するアース・アワー(Earth Hour)の国際的なキャンペーンがアヤラモールで開催され、このレストランもキャンペーンに参加していたので、照明が落とされました。
そんな中でガイホー・バイトーイ(Gai Hor Bai Toey)が提供されました。価格は245ペソ(約657円)。
これはパンダナスの葉で巻かれた鶏肉のバーベキュー=パンダンチキンです。スイート&スパイシーのチリソースにつけて食べますが、意外と何も付けなくても美味しいと思いました。
最後は揚げ豆腐であるタアオホ・サーウェイ(Taoho Sawaei)、195ペソ(約522円)。
絹豆腐に天ぷらのような衣がついていて、揚げ豆腐そのもの。ソースは醤油ベースのあんかけとなっており、高菜が一緒についてきます。パクパクといけてしまうメニューなので、アピタイザーまたは締めにオーダーしてみるというのも良いと思います。
人気のあるお店なので、時間帯などによっては待たされる場合がありますが、メニューには十分満足できると思うので、行って損はないと思います。
今回紹介していませんでしたが、このレストランで提供しているレモネードはサッパリとしていて美味しいとの事なので、チェックしてみてはいかがですか?
(MIKIO)