ステーキと言ったらアメリカのテキサス州の有名な料理の一つです。その理由は牛の放牧が重要な産業の一つになっていることから、ステーキやバーベキューなどの牛肉の消費が盛んになっています。
放牧業があるため、カウボーイのイメージも強いテキサス州ですが、ウェスタンな雰因気とステーキなどを楽しめるレストランがSMモール内にあるということはご存知だったでしょうか?
そのお店の名前はロデオ・グリル(Rodeo Grill)。入った瞬間、まるでウェスタンのバーにいるような感じにさせてくれる面白いレストランになっているのです!
スタミナにもなる肉料理。レチョン、バーベキューなど色々な料理がありますが、皆さんは何が一番好きですか?やはりステーキ?
ステーキが食べられるペッパーランチ、カサベルデなどのレストランやマクタン島にあるステーキ専門店など、色々な所でステーキを見つけることが出来ますが、共通している事は少し価格が高いということ。
美味しいお肉=高いとなるのはしょうがない事ですが、出来れば300ペソ(約809円)未満で食べられる安いステーキを食べたい!と思う方もいるのではないのでしょうか?
そんな方にオススメかもしれないロデオ・グリル(Rodeo Grill)というレストランを見つけました。
こちらのレストランはSMモールの2階にあるお店。第1号店はアヤラモールの近くにあるホテルエリサベス(Hotel Elizabeth)の隣に位置しています。
両方のお店ともこの様に西部劇に出てくるようなスイングドアが設置してあるエントランスになっています。中に入るとカウボーイハット(テンガロンハット)をかぶった店員さんが出迎えてくれます。
SMモール店の中は広々としていて、この日は多くの人達で賑わっていました。店員さんの数も多い方ではありますが、回転率が早いようなので、なかなか店員さんに声をかけられないという事もあるかもしれません。
誕生日のイベントもしてくれるようで、奥の席では店員さんがハッピーバースデーの歌を歌ってパフォーマンスをしていました。この様なサプライズを行いたい場合は事前にケーキと予約を行うとベストかも。
気になるメニューですが、ステーキなどの肉料理を中心に色々な種類が揃っていました。
牛肉を使ったステーキはプレミアムステーキの389ペソ(約1050円)と脂分の多い薄い肉を使った239ペソ(約645円)の2種類、その他ラム肉を使ったものやポチェロ、レチョン、バーベキューなどが揃っています。
こちらは239ペソのDeputy Shorty Sizzler(デピュティー・ショーティーシズラー)。Deputy(デピュティー)というのは代理人という意味なので、プライムステーキに変わるメニューという形でしょうか。
見た目は薄い肉を使ったステーキという感じです。脂分が多いので、そのような肉が好きな方はオーダーしてみると良いでしょう。
味付けにはシンプルにガーリックと塩コショウが掛かっていますが、一緒に少し薄味のグレイビーソースが付いてきます。これを掛けて食べるとさらに美味しくなります。
なお、サイドではご飯とミックスベジタブル、アイスティーが付いてきます。ご飯に関しては2杯目のおかわりは無料です。おかわりを言わなくても、ウェイターが持ってくる場合があるので、必要のない方は「No Thank you(結構です)」と伝えておきましょう。
こちらはArkansas Tender Rib(アーカンソー・テンダーリブ)。価格は2サイズあり、スモールサイズ(Girl Size)が199ペソ(約537ペソ)、ラージサイズ(Man Size)が269ペソ(約726円)です。
甘いソースが使われているので、ご飯がすすむ一品。ただリブは骨が多いので、肉を削ぎ落とす作業が大変かもしれません。お肉は少々固めでした。
そして、追加でTalong(タロン)というものをオーダーしました。これはナスと卵を使ったフィリピン式のオムレツ。価格は90ペソ(約242円)程度。
本来はケチャップなどを掛けて食べるのですが、このレストランの机の上には醤油とお酢が置いてあったので、醤油を掛けます。
ナスと卵の組み合わせがなかなかマッチしていました。もしかしたら、ケチャップも置いてあるかもしれないので、ケチャップが良いという方は店員さんに聞いてみると良いでしょう。
一見、ステーキ専門店なのでは無いかと思ってしまうこのロデオ・グリルですが、タロン、レチョン、ポチェロ、パンシットなどのフィリピン料理も提供されているので、色々楽しめると思います。
価格もそこまで高くなく、店員さんもフレンドリーなので肉料理を食べてみたいと思う方は、ぜひこのレストランをチェックしてみてはいかがですか?
カウボーイハットも店内で借りられるので、記念写真とかもお忘れなく!
(MIKIO)