以前エキサイトでもご紹介しております大和牛ステーキこと「Sizzlin pepper steak」ですが、アヤラでは手軽に早く食べられるレストランとして人気です。今回訪れたところ、メニューがかなり改定されていましたので改めてご紹介していきます。
今回訪れた「Sizzlin pepper steak」はアヤラモールの屋外エリア、レストランが立ち並ぶ場所の2階にあります。隣にはパンケーキハウスがあり、近くにはスターバックスなどもあるため見つけやすいかと思います。
こちらのレストランは大和牛ステーキという店名がついていますが日本人の店員さんがいたり、日本語のメニューがあるいわゆる「日本食レストラン」ではありません。あくまでもフィリピンのレストランですが、店内はどこか日本のステーキハウスや肉を取り扱うレストランに似ています。
メニューを見てみると、日本のチェーン店「ペッパーランチ」に似ていますね。実はアヤラモールの新館にはこの「ペッパーランチ」が日本から進出していますので、比較してみるのも面白いと思いますよ!値段は今回ご紹介している「Sizzlin pepper steak」の方が全体的に安くなっています。かつ、ペッパーランチの場合は自分で調理する必要がありますがSizzlin pepper steakは焼き上がり直前で出てくること、目の前でソースをかけてくれることなどを考えると、筆者としてはおすすめしたいところです。ただし、味付けは日本人にとってペッパーランチの方が向いていると思いますので、ソースの味で最終的には決めていくことになるかもしれません。
主なメニューを見ていくと、ジューシーな肉料理が並んでいます。ライスが中央に会って、その周りを肉が囲むタイプと、ライスと肉が並ぶものの大きく2つに分かれるようですね。どれもほとんど同じ料金なので、鶏、豚、牛の好きなものから選べます。左下のOyako Riceはかなり変わり種。恐らく親子丼をイメージして作られたと思いますが、鉄板で出てくる親子丼とは、1回試してみても面白いかもしれません。
今回筆者と友人が注文したのは、先に紹介した主要メニューが選べて、かつスープとアイスティーがついてくる「Meal for 2」です。スープと飲み物がいらない方は単品注文のほうが安くなりますが、今回はコーンスープを試してみたかったのでこちらを選択、筆者はメインをBeef Strips、友人はChicken Steakでオーダーしました。他に「Meal for 4」の設定もありますが、人数が増えても安くはなってはいないのが少し残念です。
最初に出てきたのは試してみたかったコーンスープです。セブのレストランではコーンスープが意外と見かけられるのですが味が薄いのです。これは全ての野菜や果物に言えることかもしれませんが、食材の味が薄くなっています。
またセブでは食事の際、素材の味を楽しむというよりはソースなどの味付けで楽しむ料理がほとんどであることもあって、例えば蒸したコーンなどをそのまま食べると日本のような甘いコーンの味はしません。種類も違うのかもしれませんが、この点においては日本のほうが随分とおいしいです。
このためコーンスープなどを頼んで味付けを強くしていない限りは、スープの味は薄くなります。セブではスープといえば酸っぱいシニガンスープですので、コーンスープにはあまり人気がないかもしれません。しかし、今回出てきたコーンスープは味も濃く、コーンも粒がしっかりしていてとても美味しかったです。
まず出てきたのは筆者がオーダーしたBeef Stripsです。Stripsとは脂身が少ない少し固めの部位のことで、食べごたえがあります。ステーキよりもガツガツとした食感、食べごたえがほしい方におすすめです。
前述の通り運ばれてきたメニューは目の前で特製のソースをたっぷりかけてもらいます。アツアツに熱せられた鉄板から食欲をそそる匂いと音が伝わってきます。ソースを入れると蒸気が立ち上がりますので、少し引いていたほうがいいかもしれません。
日本でも鉄板ステーキ店でよく見る紙の囲いも提供されます。ソースはそこまでバチバチと飛ぶわけではないのですが、この紙がないと服は汚れます。個人的にはこの紙があるとよりステーキが美味しそうに感じます!2分ぐらいで落ち着いてくるので、紙を外して食べ始めましょう。
友人が頼んだChicken Steakはこちら。写真では少し肉が少ないように見えますが、実際は結構大きいので十分お腹を満たすことができます。また、こちらの方が鉄板の空間が大きいので、ソースの焼ける音がより大きく聞こえました。
どちらも味はとても美味しく、2人で499ペソ(約1,350円)であれば満足できると思います。男性には午後小腹が空いたときにもいいと思いますよ!アヤラに訪れた際には試してみてください。
(Taku)