セブ島には近年たくさんのレストランが進出していますが、その中でも日本人在住者にとって嬉しいのはやっぱり日本食。既存の有名店と新店舗にそれぞれ魅力的な要素がある中で、皆さんはどこがおすすめでしょうか。今回は最近オープンした日本食レストラン「幸」をご紹介します。
今回ご紹介する「幸」はセブ島のマンダウエ北部エリアにあります。マクタン島側から見て、ASフォーチュナの1つ手前の道を入り直進していくと、左手に看板を見つけることができるかと思います。
レストランの入り口はこのような形になっています。赤い「幸」という文字が目印で、店の前には高い看板で同じ表示があるのでわかりやすく、見つけやすくなっています。
筆者は日曜日に訪れましたが、かなりの混雑で待ち時間が発生していました。できれば事前に予約していったほうが良さそうです。この周辺には日本食料理店がないので、近隣の方が来店するだけでなく、諸外国の方々もお客さんの中に見られ、全体的に賑わっていました。
日本食料理店ということで知っているメニューがたくさん表記されています。メインとなっているのはラーメンとお好み焼き。ベストセラーはラーメンの右から2番目「こってりラーメン」270ペソ(約750円)。筆者は今回1人で訪れたので、このベストセラーと餃子をオーダーしてみました。
幸の店内は屋内と屋外の2つのエリアに分かれていて、最初来店したときには屋外のエリアに気づきません。屋内エリアを通り過ぎるとドアがあり、そこから外のエリアに出られるようになっています。屋内は非常にきれいで、日本の少し小さめのレストランのような雰囲気ですが、屋外のエリアは独特な雰囲気で他には見られない様子なので、是非一度屋外エリアも訪れてみてください。
ラーメンはオーダーから5分ぐらいですぐ出てきたので、もしかすると作っていた途中で筆者が追加オーダーした形だったのかもしれません。スープは24時間煮込んでいることを売りにしているということで、とろみがあります。麺がもう少し硬くてもいいかなと感じましたが、全体的に味は美味しいので次回は麺の硬さを可能であればリクエストしてみようかなと思います。
次に出てきた餃子は羽根つきで、かなり熱い状態で提供されていきました。幸に入店すると実は目の前に鉄板があり、そこでお好み焼きが作られていて、その隣あたりでこの餃子も作られています。餃子は5つですがボリュームもありなかなか美味しいです。強いて言うならパリっとさはないタイプなので、羽根つきでカリッと餃子を食べたい方はこちらもリクエストしてみるといいかもしれませんね。
筆者が幸で一番いいなと思ったのは、トイレの紙掲示です。日本食料理店であってももちろんここはセブなのでメッセージは大抵の場合英語ですが、レストランによっては日本語で書かれていることもあります。そんな中で幸のトイレにはアルファベットでThank youとDomo Arigatouの2つの表示がありました。日本人で現地に長く住んでいると、こういった些細な言葉や表記が嬉しかったりします。
幸はたくさんある日本食の中でも、他の場所とは少し違った独自の雰囲気や味を感じることができました。気に入った方は恐らくリピートするんだろうなというようなお店だったので、まだ行ったことのない方は是非1度足を運んでみてください。
(Taku)