一年中夏のセブ島ですが、熱い鍋ものの料理や野菜を食べたい時にオススメなのがしゃぶしゃぶです。
セブ島では日本で食べられるようなしゃぶしゃぶをITパーク内にある知暮里で食べられると紹介しましたが、面白いことにセブ島では日本風のものより台湾風のしゃぶしゃぶが好まれており、ASフォーチュナ通りにあるRed HouseやアヤラモールにあるShabu Wayが有名です。
アヤラモール、SMモールそしてITパークのちょうど間あたりには住宅街などがある丸セブ市マボロ地区というロケーションがあるのですが、2014年に新しくオープンしたLucky Bowl Taiwan Shabu Shabu(ラッキーボウル・台湾しゃぶしゃぶ)というレストランがあったので、チェックしてみることにしました。
しゃぶしゃぶといえば昆布などが入った熱々のダシ汁に数回肉を入れて加熱をして食べる料理ですよね。
でもセブ島では面白いことに「Shabu Shabu」というと、日本式のものではなく、台湾風のしゃぶしゃぶをイメージする方が多く、ローカルを中心に人気の料理の一つです。
エキサイトセブでもアヤラモールにあるお店やASフォーチュナ通りにあるお店を紹介してきましたが、台湾風しゃぶしゃぶの特徴は味の効いたダシに肉や野菜などを煮こませサーチャージャン(沙茶醤)や醤油をまぜたタレに付けて食べる料理で、どちらかと言うと鍋に近いものとなっています。
今回ホテルや住宅街などが集まるセブ市のマボロ地区にLucky Bowl Taiwan Shabu Shabu(ラッキーボウル・台湾しゃぶしゃぶ)というレストランが2014年に始めに登場しました。
マボロ地区(Mabolo)のF・カバホグストリート(F.Cabahug St.)沿いに建つTAAセンター(TAA Center)という小さな商業ビルの1階にこのレストランがあります。
探しにくいと思いますが、キャッスルピークホテルからアヤラモールに向かう大通りの右側にあるのと、看板が赤いのですぐに見つかると思います。このビルの2階にはオーガニックドリンクを提供しているJUCIFIEDというお店もあります。
内装は中国をイメージしているためか、赤と金色の配色が目立ちます。テーブルや椅子も高級感があるので、ランチやディナーミーティングなどにも最適かもしれません。
こちらで提供しているメインメニューはもちろんしゃぶしゃぶ。アラカルトで好きな具材をオーダーする方法と限られた食材で食べ放題を楽しむ2つの方法があります。またアラカルトの場合は中華料理が提供されてあったり、食べ放題の場合であれば焼肉も同時にする事ができるので、少しユニークな感じがします。
折角なので、今回は食べ放題を食べることにしました。価格はランチ480ペソ(約1,244円)、ディナーは580ペソ(約1,503円)。
食べ放題だと選べる具材が限られてくると先ほど紹介しましたが、メニューを見る限り食べ放題だけでも十分なレベルだと感じられると思います。
スープは魚介類のダシを使ったシーフードスープ、四川料理のような辛いスープまたは2つを組み合わせたスープを選ぶことが出来ます。
今回はシーフードスープをオーダーしてみましたが、味見してみると比較的サッパリとしておりこのままでも美味しいと感じられました。
鍋にようにこのままで食べるのも良いですが、用意してある食材を使って自分のタレを作るのも台湾風しゃぶしゃぶの一つの楽しみ方。タレエリアに行って好みの組み合わせでタレを作ってみましょう。
焼肉のように具材だけをオーダーして後はセルフで料理をしていきますが、特に決まったルールはなく、好きなように具材を追加しておくと良いでしょう。
最初のオーダーはマークシートに書いていきますが、追加の分はシートを使わずとも店員さんに頼めば持ってきてくれます。
ご飯を合わせてオーダーする場合はガーリックライスがオススメ。味が染みていてご飯も日本米のように柔らかったので、とても美味しかったです。
肉は薄いだけではなく少々硬かったので少し残念でしたが、野菜や豆腐、魚介類などは美味しかったので満足できると思います。
食べ放題を選ぶとアイスティーが無料でついてきます。結構甘めなのでこれが苦手な方は別途ドリンクかサービスウォーターをオーダーしておくとベストです。今回は焼肉を合わせてオーダーしませんでしたが、2度楽しみたいという方は焼肉にもチャレンジしてみるのも良いかも。
唯一気になったところといえばディナーの時間帯でも人が少なかった所。これは恐らく立地が影響しているからではないかと思いますが、食べ放題で人も少なく価格もリーズナブルなので行っては損はないレストランだと思ので、野菜不足だと感じる方や鍋を食べたい方はチェックしてみてはいかがですか?
(MIKIO)