セブ島に旅行で来ていてビーチや観光地の写真をFacebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルネットワークサービスにアップロードしたいけれど、ローミングが使いたくないと思う方も多いはず。
フィリピンではホテルはもちろんの事、カフェやモールなどで無料のWIFIを提供しており日本より比較的多いのですが、わざわざそこに行くのが少々面倒だったりしますよね。
そんな時に役に立つのがポケットWIFIを持ち歩くこと。キャリアと契約するの?と思ってしまいますが、セブ島のモールなどに行けば安い価格で端末、SIMそしてプリペイドカードが販売されているので、一つ持っておいても損はありません。
今回は大手キャリアのSMART Communications社のポケットWIFIを見つけたので、購入した後の設定方法などを紹介したいと思います!
セブ島に旅行しに来ている方のみならず、留学生や仕事をしている方もインターネットは不可欠ですよね。大抵の場合はホテルや語学学校にインターネットが提供してありますが、不安定だったりして困っている方もいるのでは無いでしょうか?
自分のインターネットがあれば、誰にも邪魔されず好きなだけ使うことが出来るので、現地の電話会社や携帯キャリアとの契約を結ぶのが理想的ですが、初めてセブ島に来ている方や、短期間の滞在であれば必要はありません。
そんな時に役に立つのがポケットWIFIです。色んなブランドや3G、LTE対応などの端末の規格によって値段が変わってきますが、3G回線のものであれば1,800ペソ(約4,600円)程度で購入できます。
またキャリア契約も必要なく、比較的安い価格でSIMカードやプリペイドカードを購入できるので、簡単に利用できるのが良い所です。
以前エキサイトセブではGlobe Telecom社のUSBスティックのデバイスを使ったインターネットの接続方法を紹介しましたが、今回はSMART社のポケットWIFIを手にする機会があったので、そちらを紹介したいと思います。
こちらが今回紹介するポケットWIFIです。中興通訊ことZTEが製造する、MF65Mというモデルが使用されています。
SMARTのロゴやカラーリングが使われているのでカッコいい感じになっています。箱のなかには端末本体の他にUSBケーブル、充電器、マニュアル、SIMカードが同封されていました。
まずはSIMカードを端末に入れます。購入した店員さんからポケットWIFIにSIMを入れる前に、普通の携帯電話にいれてアクティベーションする必要があると言ってましたが、そのままポケットWIFIに入れても自動的にアクティベーションが完了すると思います。
SIMを入れた後は端末を起動します。通常、起動後端末に書いてあるSSIDがWIFI名として表示されるので、そこに接続をすれば良いのですが、最初はUSBを使って設定を行うと比較的スムーズに行けると思います。
USBを接続すると、インストーラーが表示されると思います。これはポケットWIFIの設定画面に行けるようにするためなので、インストールを行います。
そしてブラウザが起動され、パスワード入力画面が表示されます。デフォルトのはずなので、「smartbro」と入力し、ログインを行います。
ルーター管理画面のトップページはこのような感じ。ここでは使用状況やSMS、ポケットWIFIの設定を行うことが出来ます。
今のままだとデフォルトのままなので、「Settings」を選択し、「Quick Settings」を行いましょう。1は説明文なので「Next」をクリック。
2は基本設定を変更しなくても大丈夫なので、「Next」をクリック。
なぜか3がスキップされて4になりますが、ここではSSID(WIFI名)の変更を行います。好きなWIFI名を入力し、「Next」をクリック。
5ではWIFIのパスワード設定です。「WPA2(AES)-PSK」を選択し、好きなパスワードを入力し「Next」をクリック。
これでひとまず設定が完了しますが、ポケットWIFI管理画面へのパスワードも変更しておきましょう。「Settings」>「Device Settings」>「Account Management」をクリックしていくとこのような画面になるので、「Current Password」に「smartbro」を入力し、後は新しいパスワードを入力すれば完了です。
USBを抜いて、あとは通常通りWIFIに接続すれば問題なく利用できると思います。
購入時には300MBまでの無料インターネットが付属していますが、続けて利用する場合は、プリペイドカードを購入する必要があります。今回は300ペソ(約781円)のロードを行うことにしました。
通常の携帯電話を使って、宛先を「1501」にして「RELOAD [スペース] <プリペイドのPIN番号> [スペース] <送金先の電話番号>」を送ればロードが完了します。
ちなみにSIMの番号はカードの上部に電話番号がかいてあるはずなので、そこを確認しておきましょう。
携帯電話が無くとも、ポケットWIFI自身SMS送受信機能があるので、そちらを利用してみても問題は無いと思います。
ロード金額を使いきるまでインターネットを楽しめますが、約15分=5ペソになるので、場合によってはあっという間に終わる場合があります。
そんな方に数時間でインターネットが使い放題のFlex Timeまたは通信容量で料金が決まるBig Bytesというプリペイドプランがあるので、そちらを使うのがオススメです。
筆者は300ペソのBig Bytesで最大1.7GB(30日間有効)のものにしたかったので、ポケットWIFIのSMS機能を利用し、宛先「9999」で本文に「BIG299」と入力、送信。しばらくするとSMARTからコンファメーションのメッセージが来ればそのプランを利用することが出来ます。
Flex TimeやBig Bytesに関してはSMART社のウェブサイトに詳しく書いてあるので、自分にあったプランを利用すると良いですよ!
数時間ほどしか使っていませんが、ロケーションに寄って通信速度が変わる感じはありました。
同じロケーション、キャリアでもプリペイドとポストペイドだと速度の差があったので、もしかしたらプリペイドの方は少し遅くしているのかもしれません。
また今回購入したポケットWIFIは4Gと書いてあるもののLTEではなく3G/4G HSPA+の規格が使用されています。フィリピンのLTEでも10MB超えることは少ないので、特に問題は無い思うでしょう。
個人でポケットWIFIを持っていても損はないと思うので、いつも使っているインターネットが遅い!と思う方や、どこでもアップロード&仕事が出来る様にしたい方は、ポケットWIFIを購入してみるのはいかがでしょうか?
(MIKIO)