セブ島にお越しの観光客の方は、ここ数年でその方法が大きく変化してきました。日本からは各主要空港からの直行便が就航した他、これまであった成田ーセブ便が増便され、フィリピン航空で1日2本、プラスでセブ・パシフィック航空も就航してきました。今回はLCCのセブ・パシフィックで便利なセルフチェックインができるようになったのでご紹介します。
筆者は今回マニラへ向かうためにセブパシフィックを利用しました。マクタン島の空港を利用すると、他国の空港と同様に一般的なチェックインカウンターに並んでチケットを発行することになります。
飛行機のチェックインは基本的にシンプルなもので、現時点で空いている席に搭乗者を割り当ててチケットを発行することが主な手続きになります。通常は国内線の場合1時間前、国際線の場合には2時間前には空港のチェックインカウンターに並んで手続きを開始することが推奨されています。手続きがシンプルであるため、自分自身で簡単にチケットの発券まで行えたら、相当時間の短縮になりますよね。今回筆者がチケットカウンターに並ぼうとすると、隣のエリアにこんなものを見つけました。
セルフチェックインと書かれた3台の機械が並んでいます。日本でいうコンビニの中にある、ライブのチケットを発券したり各種料金の支払いをするために使う機械のような形です。周りにはこの機械の使い方とアシストを行ってくださる方が2名待っていました。ただし、この手続は非常に簡単なので自分自身でも十分行えるかと思います。
機械に近づくとパスポートの読み込み、クレジットカードの読み込み、QRコードの読み込みの3種類のリーダーがついています。既に持っているEチケットなどを持参して、この機械を使って実際の搭乗券を発行することができます。手続き中の画面は撮影できませんでしたが、セブパシフィックのチケットをインターネットで取得したことのある方は、そのWEBサイトの画面がこの機械に出てきて、タッチパネルの機能で進んでいくと考えて頂ければと思います。
またよく見てみてみるとこのセルフチェックインの機械はセブパシフィックだけではなく、キャセイパシフィックのチケット発券にも対応しているようです。機械の画面にはセブパシフィックのロゴしか出ていませんでしたが、キャセイパシフィックのチケットを発券したい場合にもぜひ使ってみてください。
セルフチェックインはあくまでも「自分自身でチェックインする」ということなので、それができない場合にはこの機械は使えません。最も多いケースとしては預け入れの荷物がある場合で、カウンターで荷物を預けなければいけないのでセルフチェックインは対象外となります。フィリピン国内の移動、出張、友人の家を訪れるために身軽な移動である場合には、列に並ばずにスムーズにチェックインできるこのセルフチェックインを利用してみてはいかがでしょうか。
(Taku)