セブと言えば、ビーチリゾートをイメージする方も多いはず。だけど実は、セブは山の自然も豊かなことをご存知でしょうか?
セブ市内は車の通りがとても多く、街は常に建設ラッシュのため砂埃がして、「この街を一度離れて綺麗な空気で自然と触れ合いたい!」となることもあるでしょう。だけどビーチに行くにも、ボホール島などの観光をするにも、体力とお金かかってしまう…
そんなセブ島にも、気軽にいけて自然を堪能できるカフェがあります!素朴で優しいカフェ・Crate Cafeをご紹介します。
Crate Cafeはマルコポーロホテルのある道を更に登って行き、トップスへ向かう道の途中、Mr.Aと言うレストランのすぐ近くにあります。山の麓であるJY Squea モールから、タクシーやバイクタクシーに乗っていくとよいでしょう。Crate Cafeで通じない場合は、Mr.Aなら知っている運転手も多いようなので、Mr.Aの分岐路までいき更にトップスへの道を登ってもらうようにお願いしましょう。分岐路からはすぐにCrate Cafeを見つけることができます。山の中で交通手段が不安定なので、帰りまで運転手に待ってもらうのもいいかも知れません。ただバイクタクシーはたくさん通っていたので、時間を気にせずゆっくりしたい方は手頃な時間に捕まえることもできるかと思います。車が3~5台停められる駐車場もあったので、車をお持ちの方は問題なくこれるでしょう。筆者の場合はバイクタクシーで100~150ペソでカフェに到着しました。
Crate Cafeで注目すべきなのは、店内に座席がないこと。Crateと言う名の通り木材でできた小さなお店の中には、お会計をするキャッシャーとスイーツのショウウィンドウ、コーヒーを淹れるためのバリマシーンがようやくはいる程度のスペースしかありません。まずこの店内で注文とお会計をしてから、外の席で待つことになります。まさに、自然を楽しむためのカフェと言えるでしょう!
スイーツは種類が多いとは言えませんでしたが、どの商品も選りすぐりでとてもおいしそうです!今回はこのようなラインナップでしたが、いつも同じものが並んでるわけではないようです。日や時間帯によって異なる種類のパンやスイーツを取り扱っているよう。来るたびに新しいスイーツと出会えるなんて、わくわくしますね!
店内にはこのような可愛らしい装飾が施されていました。お店の端々にセンスを感じます。
そしてこれがCrate Cafeの醍醐味である、セブ市が一望できる景色です!南国特有の自然と涼しくて済んだ空気が心を癒やしてくれます。セブ市の街中にいては、こんな景色を見ながらコーヒーを飲むことはできないでしょう。日々の喧騒を忘れて、ゆったりとした時間の流れに身を任せながら、セブの一面を楽しむことができます。
セブ市内では中々堪能できない自然を満喫していると、注文した商品がやってきました。
Authentic Black Moist 100ペソ(約250円)
Cafe Latte 125ペソ(約310円)
こちらのチョコレートケーキはフィリピン独特の甘ったるいケーキではなく、ほろ苦で濃厚なチョコレートコーティングと控えめな甘さのスポンジが相まって、かなりクオリティの高いケーキでした!カフェラテもコーヒーの苦味と酸味のバランスが取れており、ミルクもたっぷりで、ケーキにピッタリ。山の中の屋外カフェと言うコンセプトのみならず、味のクオリティの高さもしっかりと実現していて、筆者は満足できました!
ただ注意していただきたいのは営業時間。平日は午前7~午前10時・午後7~午後10時まで、土日は午前7時~午後10時までと、変則的な営業時間をしています。恐らく屋外で座席に屋根もないため、日照時間をずらした営業時間となっているようです。筆者は土曜の日中にいきましたが、そのせいか、座席はほとんどが空いていました。しかし、このお店がおすすめしているのは何と言っても夕暮れ時!ここに夕焼けを見に来るお客さんもたくさんいらっしゃるようです。本当に、セブの自然を満喫するためのカフェと言っても、過言ではないのはないでしょうか。
セブ市のほど近くにある自然。街にいると忘れがちですが、南国フィリピンの豊かな自然はとても素晴らしいです。自然に心癒されたい時、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
(Misaki)