皆さんは旅をオリジナリティ溢れるものにしたいと考えたことはありませんか?
インターネットではそんな自身の体験を綴ったブログをよく目にすることがあります。彼らのように自分の旅をオリジナリティ溢れるスペシャルな旅にしたいと考えている人は以外に多いのではないでしょうか?
実は筆者もそんな人間の一人です。今までに多くの国を訪れ、自分流の旅を楽しんできました。そこで、今回は筆者が実際にどのようにして旅に「特別感」を出しているか、こちらで紹介したいと思います。
今回はバイク日帰りで行く「オスメニアピーク」編です!
筆者は旅をするときは大抵バイクを利用します。理由は単にバイクが好きなことと、その土地の匂いや雰囲気を感じやすいこと、そして、止まりたい時や戻りたい時に素早く対応できることが理由です。
ということで、今回もバイクでマクタン島から遥々オスメニアピークまで行くことにしました。距離は片道おおよそ120キロ弱です。
日帰りのバイク旅行としてはベストに近い距離だと思います。
一昔前は、GPSによるナビゲーションサービスを利用することは限られた人のみで、さらにハード面などコストも高かったため、地図を手にツーリングする必要がありました。
しかし、今の時代はグーグルマップという最強に近いアプリケーションが存在します。正直、携帯と電波と少しのお金さえあればほぼ怖いものはありません。
出発時間はなるべく早い時間を設定しましょう。いつもの感覚より3〜4時間早く体内時計を調整すると安全かつスムーズに旅をすることができます。
今回も筆者は朝4時にマクタン島を出発しました。そうするとセブ市内を抜ける頃には、ちょうどキレイな日の出を見ることができます。市内の朝の渋滞も回避できるのでまさに一石二鳥です。
後はひたすら全身でセブ島の風を感じて走りましょう!筆者のスタイルは音楽を聞きながら走ります。
そして、少しでも気になる物事があれば止まって見学します。そんなこんなで目的地のオスメニアピーク付近まできました。
ここが今回の紹介する旅の一番のポイントになります。この分かれ道を左折します!まっすぐ行くと普通の旅になります(スムーズにオスメニアピークに到着したい方はまっすぐをおすすめします。)。
自分だけのオリジナリティ溢れる旅をしたい方は左折しましょう!この光景を見たら左折です。
少しいくと道路の舗装がなくなります。そして、険しい悪路が長い間続きます。
ただ、それと引き換えに周囲には素晴らしい景色が広がります。岩肌がむき出しになった小さな丘が何十、何百と続くその景色は、南国セブ島にいることも忘れるほどです。
途中でバイクを止めて岩登り。特別な一枚を撮影しましょう。テンションも上がること間違いなし。
この道ですが、最後までいくと行き止まりになります。そしてその先には民家があります。空き地があるのでバイクを駐めさせてもらえるように交渉しましょう。
そこからはトレッキングです。歩けばあるくほどオスメニアピークが間近に迫っていることを感じるはずです。
このあたりはキャベツの栽培が盛んに行われているようです。
住民の方にもご挨拶をして、道を訪ねながらひたすら登り、オスメニアピークを目指します。
次第に遠くにオスメニアピークの丘に登る観光客の姿が見えてきました。
そして、無事に到着です。
道のりはなかなか大変ですが、達成感がスパイスとなって、絶景が身体全体を震わせます。
これは車で寝ながら楽ちんをして来た場合には体験することは出来ないでしょう。
途中から案内をしてくれたガイドの「次郎さん」です。あなたのおかげで無事にたどり着くことができました。皆さんもオスメニアピークに行った際はお世話になるかと思います。
筆者はチップ(餌)を渡すことを忘れてしまいました。
天気が良い日は海に浮かぶ島まで鮮明に見えます。とてもキレイですよ。そして、標高が高いのでとても涼しく快適です。
十二分に楽しんだ後は、安全第一で帰るのみです。出来るだけ暗くなってからのバイクの走行は控えましょう。
疲れているうえに、帰りは自然と運転も駆け足になるので危険です。筆者も暗くなる頃にはセブ市内に到着することができました。
今回は筆者オリジナルのオスメニアピークの旅を紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
ルートを一つ変えるだけで全てがスペシャルでオリジナリティ溢れる旅にすることができます。ただ、オリジナリティの追求は危険性も高めることになります。
そのあたりは自身の経験と力量を考えて自己責任で行うようにしてください。今回紹介したこのルートは比較的安全ですので、チャレンジしたい方は利用してみてください。
(Reon)