今回はセブ・マクタン島の地元のフェスタをご紹介したいと思います。
年に一度のフェスタ。
今年は9月30日と10月1日の土曜と日曜の2日間開催されました。
とはいえ、単なる地元のお祭りです。
前日の夜から準備を始めて、道路沿いに日本の運動会に使うような旗を掛けてビニール製の看板を掲げるだけです。
入場料は大人1名30ペソ(約66円)。子供は無料です。
少し高い気がしますが、いざ潜入。
入場料を払った証に腕にスタンプを押してくれます。
日本で使うようなブラックライトを当てると浮かび上がる。とかではなく、ただの油性のインクのようです。なかなか乾かず、そしてすぐに滲んで何が書いてあるのか読めなくなります。
(しかもこれ2日間消えませんでした)
実際フェスタと言っても、夜9:00頃から近くの広場で大音響で音楽が鳴り始め、近所の人々が続々と集まりだします。即席の会場の出来上がりです。
そして、近所の若者たちはこれをディスコと呼びます。
近くのサリサリストアで1Lのビールを買い求めコップは一つ。
一つのコップで順番に回し飲みをするんです。これで親交を深めるようです。
これがフィリピン流です。なくなればまた買いに行きます。
ビールはレッドホース1Lで80ペソ(約170円)、サンミゲル1Lが90ペソ(約200円)。
中に入ると空き地の中に色とりどりのライトが設置されディスコの雰囲気を作ります。
そして、かなり大きいスピーカーからは大音量の音楽が流れ若者たちが踊ります。
やはりフィリピン人とてもフレンドリーで次々と一緒に踊ろうと誘ってくれます。
中にはお酒を誘ってくれる人もいます。
そして、若者だけかと思いきや年配の方々の姿もチラホラ見えます。
年配の方々も若者と一緒に踊っています。そしてその状態が朝の3時まで続きます。
若者は年配の方を労わります。
若者も年配の方も同じ場所で同じように踊り同じように笑い、そして同じ時間を過ごす。
筆者にはそれがすごく素晴らしい光景に見えました。
実際にはただの空き地ですが。
そんな素晴らしいフィリピンの一部をまた紹介したいと思います。
(SHIN)