今朝の空港の様子です。
なぜこんなに水浸しなのかと言う事よりも、「え?ここ2階だけど??」とそちらの方にびっくりしてしまいます。
ここは空港の入り口で、送迎の車が止まる場所になります。
車道部分は低くなっているので、100%足はびっしゃびしゃコースですよね。
空港建物へ続く通路も見事に浸水しています。
普段の様子はこんな感じですので、どれほどすごいかお分かりいただけますでしょうか?
空港へはこのブリッジを渡って行くんですが、なぜこの橋があれほどまでの水が溜まってしまうのでしょう??
まさか排水溝などが無いとか?
写真を見てどうでしょう。
排水溝ありますか?
まだ空港内は工事中でもあるので、ここら辺も早いうちに改修してくれたら良いですね。
コンクリートとはいえ、あまり水はけが良くないと、早く傷んでしまいますから。
実はセブでは普通の道路でも、大雨になると道路が濁流の川となってしまいます。
理由は『排水路を掃除しないから』と言う、なんともフィリピンらしい理由です。
海外で建築関係のお仕事に従事しているフィリピン人も多いのですが、培った技術をフィリピンで使うことなく、再び海外へ働きに行ってしまうので、フィリピンの土木技術はなかなか向上しないのが現状だったりします。
そのため、海外の国がODA(政府開発援助)で橋を作ったり、インフラを整備したりしています。
マクタン島とセブ島を繋ぐ、ニューブリッジは日本が作ったんですよ。
橋のどこかに日本の国旗が描かれたプレートがあるので、探してみてくださいね。
ちなみにODA支援額、昨年の1位は日本でした!
色んな国の色んな良い技術で、フィリピンが住みやすい国になるのは嬉しい事です。
MARUでした。