フィリピンの伝統的な乗り物といえば「ジプニー」ですが、最近マニラの地元メディアのニュースを見ていると、「P2Pバス」という言葉を多く目にします。
あまり馴染みのない単語のため、ずっと何かと思っていたのですが、「P2P=Point to Point」で、「P2Pバス」とは、ある地点とそこから離れた別の地点を直接(ないし、少ない途中停車)結ぶバスのことを指しているそうです。
何が通常のバスと違うかというと、間のバス停が限りなく少なくなっており、目的の場所まで早く着くことができるバスとなっています。
街中で「POINT TO POINT」という文字が記載されたバスを目にすることも多くなっています。
特に最近は、新しく出来たショッピングモールへの集客のために、交通手段として「P2Pバス」を運行するものも出てきています。
ニュースで期間限定で無料で乗れるP2Pバスがあるとのことで、実際に乗って体験してきました。
ショッピングモールから別のショッピングモールを繋ぐバスも多く、この日はマカティの「グロリエッタ3」から「アヤラ・サーキット・モール」へ無料のP2Pバスに乗って遊びに行ってきました。
ちゃんとした乗り場だと、このような看板で金額や経路などが示されています。
ちゃんとしてる方が珍しいかもしれません...笑
乗車場所で待っていると、色々な場所へ行くP2Pバスがやってきました。
不安な場合は、必ず運転手ないしお金を払う人に行き先を確認しましょう!
バスに乗ってみると、革張りの椅子に綺麗な車内でびっくりしました。
椅子もふかふかしていて、とても快適...!
特に都市部では新しいバスが導入されて、想像よりもはるかに快適なバスが運行されています。
これだったら、日常的に利用したい!
結構遠い距離まで行って、50ペソ等なのでかなりお得です。
ジプニーのように通りごとに乗り換えが必要なこともなく、エアコンもしっかり効いていて快適でした。
テレビまで付いています!
地方に行くのに古いバスに乗ったことはあったのですが、今回新しいP2Pバスに乗って印象がだいぶ変わりました!
日本と比べるとタクシー代も安く、タクシーを利用しがちですが、先を急ぐ必要がない場合は、こういったバスを利用するのも楽しいです。
バスの中での出会いやバスから見える風景はまた少し違っていて、フィリピンを感じることができます。
ぜひ行きたい場所をP2Pバスが繋いでいるようなら利用してみてはいかがでしょうか?
(TAKUSEKI[@tac_uitl])