明けましておめでとうございます!
マニラ在住の私レッチェフランは、
5年ぶりに日本で年越しを過ごしました。
最初は、目新しくて楽しかったフィリピンでの
年越しも、4回目の去年は「うるさーい!」と
逃げ出したくなり、今年からは日本で静かに
年を越すことを決意したのでした。
フィリピンでは
各家庭が花火や爆竹やラッパで音を鳴らし、悪霊を
追い払って、子供たちは背が伸びるようにジャンプして、
お金に恵まれた年になるように丸いみかんやりんごと
長生きするようにパンシットカントン(焼きそば)を
食べて過ごすのです。
そして1月1日のニュースは決まって指から血だらけの
人で溢れかえる病院。
看護婦さんの友達曰く、一年で一番忙しい日は元旦だとか。
素人が(酔っ払った状態で)爆竹や花火をするもの
だから、ケガ人が後を絶たないのです。
でも、そんな伝統的な年越しが新政権ドゥテルテ大統領に
変わってから、少しずつ変わってきました。
花火や爆竹は禁止。と政府が注意勧告をしているのです。
今年の年越し(2018/12/21~2018/1/1までの間)に出た
花火・爆竹によるけが人は、236人だけ!
去年の428件に比べて52%も減っています。
政権が変わると、こんなところも変わってくるのですね。
4年間、年越しは爆音に怯えて窓を閉め切って、愛犬と震えて
「私は悪霊か」と思いながら、過ごしていた私にとっては
良いニュースです。
写真は、2017年⇒2018年の年越しで、MOA(モールオブアジア)
で見た花火です。
素人の酔っ払いじゃなく、プロが打ち上げる花火はやっぱり美しい!