本日は、フィリピン人から不動の人気を誇るファストフード店
「MANG INASAL」(通称:イナサル)の秘密に迫りたいと思います。
黄色・緑・赤のデザインのイナサル。
この派手な見た目はフィリピン全土で見られるチェーン店です。
外から見ると、ランチ・ディナーの時間帯はいつも満席です。
生活習慣・好みがフィリピン人化してきた私も
週に1度は必ず行くようになってしまいました。
イナサルの何がそんなにフィリピン人のハートを掴み続けているのか、
フィリピン人目線で考えてみました。
1*フィリピン料理の定番が揃っている!
席に着く前にまず、カウンターでオーダーします。
メニューはこんな感じ。
*チキン
*バングース(フィリピンの魚料理)
*パラボック(フィリピンの卵味焼きそば)
*ポークシシグ(フィリピンのブタ肉の炒め物)
*ハロハロ(フィリピンのカキ氷)
*レッチェフラン(フィリピンのプリン)と
フィリピン人が大好きなフィリピン料理の定番が勢ぞろいです。
(魚料理、バングース)
2*チキンがとにかく美味しい!
フィリピン人は肉、特にチキンが大好きです。
逆に野菜は好きじゃない人が多く、肉料理一品とご飯がフィリピン人の一般的な食事です。
イナサルで食事中、周りを見渡すと90%くらいの人がチキンをオーダーしています。
そう、イナサルのチキンはタレが甘めで焼き目が香ばしく、病みつきになる美味しさなのです!
このチキンの上に、醤油とカラマンシー(フィリピン版かぼす)を混ぜ、
お好みでチリ(唐辛子)を入れたタレをかけて食べます。
3*ご飯、おかわり自由!
フィリピン人はおかずよりお米が大好きです。
男性は特にどこのレストラン・食堂に行っても、ご飯を追加オーダーしますが、
イナサルでは、+10ペソでご飯をおかわり自由に変更できます。
私はおかわりなしにしましたが、今回一緒にいった男友達2人は
3杯ずつおかわりをしていました。フードファイター!
4*手で食べられる!
ご飯を食べ終わった人が外に出る前にゾロゾロと同じ方向に歩いていきます。
その先にあるのは、洗面台。
イナサルではチキンとご飯を手で食べることが薦められています。
フィリピン人は外食中はフォークとスプーンを使いますが、
家では手を使って食べる人が多く、「マサラップ マグカマイ」
(手で食べると更に美味しい)という言葉があります。
手で食べることが許されているイナサルは、飾らず(フォーク・スプーンを使わず)
普段の自分で食べられる唯一のレストランなのです!
5*お手ごろ価格!
カウンターでオーダーするということもあり、イナサルは
ファストフードとレストランの間、ファミレスというイメージです。
値段もレストランほど高くなく、一番大きいサイズのチキンを
ご飯おかわり自由、ドリンク付で頼んでも、123ペソ(約270円)という
良心的な値段です。
皆さんも是非、手で食べる絶妙に美味しいチキンや色んなフィリピン料理を
イナサルでお手ごろ価格にてお召し上がりください!*
(フィリピンのカキ氷、ハロハロ)