今日はセブ市にある観光スポットをご紹介したいと思います。
セブはリゾートだけじゃなくって、市内観光も面白いんですよ。
マゼランクロス
サントニーニョ教会(外観の見学)
サンペトロ要塞跡
コロン通り・カルボン市場(車窓)
ビバリーヒルズ(お寺)
今日は、この中からサントニーニョ教会をご紹介したいと思います。
勿論現地でガイドさんも説明してくれますが、あらかじめ知っていたらより楽しめるのではないでしょうか。
まずは、教会の名前にもついているサントニーニョについて説明していきます。
サントニーニョとは??
サントニーニョとは「聖なる幼きイエス」と言う意味なんです。
サントニーニョがここまで愛されているのは、フィリピンくらいだと言われていますが、何故なのでしょう??
かなり昔にさかのぼりますが、
1521年にマゼランがセブ島にたどり着き、
当時の指導者含め沢山の人がキリスト教の洗礼を受けたことのお礼としてサントニーニョの像を送ります。
けれども、そのあとマゼランはマクタン島のラプラプとの戦いで戦死してしまったことから、
サントニーニョ像は何となく忘れられてしまうわけです。
その後しばらくして、1564年に今度はメキシコ人がセブを自分たちのものにしようとやってくるんですが、
セブの人たちは自ら火を村に放ち、その隙に密林の奥へ奥へと隠れることが出来たんです。
(※メキシコ人が火を放ったと言う説もあるので、軽い感じで読んでください。)
メキシコ人が去った後、村に戻ったセブの人たちは、
燃えていない小屋とその中に安置され忘れ去られていたサントニーニョ像を見つけます。
それ以来、セブの人達にとってサントニーニョ像は奇跡の像として大切にされていると言う訳なのです。
いかがでしたでしょうか?
サントニーニョが何なのかをあらかじめ知っていて、実際に教会に行ってみると「何故こんなにも沢山の人がいるのか」理由が分かりますよ。
平日・休日関係なく沢山のフィリピン人がサントニーニョ教会を訪れて、サントニーニョ像をお参りしているんです。
市内観光ツアーでは治安上の理由から外観のみの観光で、中には入りません。
それでも古い教会ですので見応えは十分あります。
私が行ったのは平日でしたが、本当に沢山の方が来ていました。
本当に朝から晩まで人で一杯なんだそうですよ。
「でもせっかく来たんだし、サントニーニョ像がどんなものなのか見たかった・・・」と言う方、ご安心ください。
教会の周りには、サントニーニョをお土産として置いてあるお店が沢山あるんです。
セブのほとんどの家庭でも神棚にサントニーニョ像を祀っています。
勿論我が家にもあります。
かなりデフォルトされたかわいいサントニーニョ君です。
これならお土産に持って帰ってもかわいいですよね。
アヤラセンターのお土産屋さんで買ったんですが、火事でお店がなくなってしまいました・・・
他の場所で見つけたら、ブログでお知らせしますね。
えべっさんのお隣に大事に飾ってあります(笑)
MARUでした。