今日も引き続き、セブ市内にある観光スポットをご紹介していきたいと思います。
マゼランクロス
サントニーニョ教会(外観の見学)
サンペトロ要塞跡
コロン通り・カルボン市場(車窓)
ビバリーヒルズ(お寺)
今日は、この中からマゼランクロスをご紹介します。
勿論現地でガイドさんも説明してくれますが、あらかじめ知っていたらより楽しめるのではないでしょうか。
まずは、マゼランクロスについて説明していきますね。
マゼランクロスとは??
マゼランの十字架と言う意味です。
マゼランとは、そうあの歴史の授業で習ったあの方です。
南米最南端にあるマゼラン海峡を発見した人物です。
私もまさかフィリピンでマゼランの話を聞くとは思いませんでした。
1520年にマゼラン海峡を発見した翌年1521年に、キリスト教を広めるためにセブ島へやって来て、初めて洗礼をした場所に記念として十字架を建てました。
すると十字架にはご利益があると噂が広まり、十字架を削り取って持ち帰る人が続出するようになった為、十字架を木製のカバーで保護し更に八角堂が建てられたと言う事なんです。
こちらが八角堂です。サントニーニョ教会のすぐそばにあります。
八角堂の中はこんな感じです。
沢山のロウソクが焚かれていますね。
八角堂の近くでは、ロウソクを売るおばあちゃん達が沢山いますので、気になった方はロウソクを買ってお供えしてみて下さいね。
とても信心深い人が多く、ロウソクの火が消えるまでずっとお祈りしたり、十字架のそばにいるフィリピン人の方がいました。
さて、上を見上げてみましょう。
天井にはフィリピンで初めてキリスト教の洗礼を受けた、フマボン王とファナ女王の洗礼式の様子が描かれています。
2人の臣下400人も同じ洗礼を受けたそうです。
綺麗な天井画や、十字架の大きさに感心してしまいますね。
木の入れ物では無く、ガラスか何か透明な保護カバーに変えてくれたら中身が見られるのですが・・・
セブでまさかマゼランの名前を聞くとは思いもしなかった方がほとんどだと思います。
こう言った歴史を知るのも楽しいですね。
またセブ島の面白い歴史の話を聞いたら、ブログで書きたいと思います。
MARUでした。