マブハイー!*
フィリピンで起きた悲しい事件がニュースで流れる最近ですが、
フィリピン政府も黙っているわけではありません。
6月21日(水)~23日(金)の3日間、
フィリピンのテオ観光長官は「テロに屈しない持続可能な観光」を
テーマに世界各国の観光を率いるUNWTO加盟国を召集し、世界会議を行いました。
(写真:UNWTO公式ウェブサイトより)
参加したのは、なんと世界86カ国からの政府機関、旅行業界など関係者、約1千人。
この会議の中で、観光を脅かしているテロの脅威への対策などが話し合われました。
協議の中で、フィリピンのピメンテル上院議長は
フィリピン国軍とイスラム過激派(マウテグループ)の戦闘に触れながら、
「過激派の脅威に屈せず比南部の観光業の発展を目指す」と力強く
世界各国の参加者の前で宣言しました。
期間中には世界遺産に登録されているサン・アグスティン教会があるイントラムロス
の視察観光も行われ、参加者はマニラの観光の魅力を実際に体験しました。
UNWTO(国連世界観光機関)の代表者も閉会の挨拶で、
「会議はこれで終わりだが、フィリピンにある楽しさはこれで終わらず、
これからもずっと続いていく。」と述べられました。
(写真:DOT(観光庁)公式ウェブサイトより)
世界各国の参加者も皆安全にフィリピンを楽しみ、帰国されました。
ニュースのイメージと違い、今も「楽しいフィリピンは」毎日ここにあります。
今回、会議中に世界各国の参加者が訪れた【イントラムロス】に関する
ブログはこちらから!*
★【イントラムロス】黒い歴史を見てきた要塞「フォートサンチャゴ」*
★【イントラムロス】散策の後は、カフェ「Cioccolata」でひと息。