台風30号(ヨランダ)で被害にあった人達を援助しよう。私達が出来る事とは? | フィリピン最新情報ブログ

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台風30号(ヨランダ)で被害にあった人達を援助しよう。私達が出来る事とは?

フィリピンのレイテ島を始めとするビサヤエリアを襲った台風30号(ハイヤン/フィリピン名:ヨランダ)は一時、中心気圧が895ヘクトパスカル、最大瞬間風速90メートルを観測。その威力は観測史上4位上陸したものとしては史上最強でした。

CNNによれば、2005年の8月にアメリカを襲ったハリケーン・カトリーナより3.5倍の威力を持つものとも言われ、フィリピン政府によるとレイテ島のタクロバン(Tacloban)、オルモック(Ormoc)、セブ島のバンタヤン島などの東ビサヤエリアの死者・行方不明者が1万人を超えたのではないかと発表されており、壊滅的な被害が出ています。

今でもレイテ島のタクロバンなどでは通信障害、停電、断線などが続いており、市民は不安な毎日を過ごしています。

この台風の被害について、テレビやインターネットの多くのメディアでもこの事について取り上げられていますが、私達がレイテ島などで台風30号の被害に遭った人達を援助することは出来ないのでしょうか?

いくつか方法があるので、紹介したいと思います。



10月に起きたボホール・セブ島地震に引き続き、上陸したものとしては史上最強の台風である台風30号=ヨランダ(国際名はハイヤン)は11月8日にレイテ島、セブ島、イロイロなど東ビサヤエリアを中心に襲いました。

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セブ島の中心でもあるマクタン島やセブシティでもこちらの記事に紹介してあるように被害にあっていますが、比較的、暴風区域から離れていたこともあり台風はかすめる形でセブ島を通ったので被害は比較的少ないものでした。

現在もマクタン島やセブシティの一部では断水や停電が起きている所もありますが、正常に戻りつつあります。

でも、暴風区域に入ってしまったレイテ島などでは壊滅的な被害が出ており、通信網が遮断されて電力、水、食料もなく10日の報道ではタクロバンでは100人以上の死者、サマール島では200人、フィリピン赤十字(Philipphine Red Cross)によると死者推定1,200人、行方不明者は2,000人以上はいるのではないかと発表されています。

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また別にレイテ島のタクロバン知事のコメントによるとこの台風の死者・行方不明者はレイテ島だけでも1万人以上になるではないかとも言われています。

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台風が近づいた時、多くの市民は学校などの避難所に避難していましたが、暴風により避難所の屋根が飛ばされたり、建物のコンクリート壁が倒れる、そして台風により水面が上昇し高潮が発生し津波のような状況になったことで更に多くの被害や死者、行方不明者が出てしまいました。

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フィリピン赤十字やその他ボランティア団体、フィリピン空軍などが既に被害エリアに救援活動を行っており、不足している食料や水などを市民に支給しています。しかしながら、この様な状況の中に略奪や犯罪なども起こっており、赤十字社の支給用トラックがハイジャックされたとの報道も出ています。

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被災地の市民への食料、水、シェルターそして医療確保が一番必要になっていて、支給物が足りなかったりして復興に時間が掛かっています。レイテ島などに足を運ぶことは可能ですが、なかなかそう簡単に行くことは出来ません。

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私達が被災地から離れてても援助することは出来ないのでしょうか?いくつか方法があるので、チェックしてみてください。

 

1.フィリピン赤十字社(Philippines Red Cross)

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フィリピンで災害が起きたら真っ先に動いてくれる団体で、この台風が起きた時もすぐにレイテ島に向かい救援やボランティア活動を行っています。

フィリピン赤十字社のホームページから寄付を行うことが出来ます。こちらのページをアクセスし、CampaignからSuper Typhoon Yolanda(HAIYAN)を選択し、寄付額を記入します。寄付にはクレジットカード、Paypalでの支払いが可能になっています。

 

2.アボイティズ・ファウンデーション(Aboitiz Foundation)

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アボイティズ・パワー社はビサヤエリアを中心に電力や建設などに力を入れている企業です。そのアボイティズ社の一部門であるアボイティズ・ファウンデーションは救援やボランティア活動を行っていることでも有名です。

寄付を行うことで、食料などのパッケージを被災地に送るそうで既に14,000のパッケージを被災地に支給したそうです。

アボイティズ・ファウンデーションのサイトからDonate Nowをクリックし、Super Typhoon Yolanda Relief Operationを選択し、金額を記入します。赤十字社同様にクレジットカードやPaypalでの支払いが可能ですが、フィリピンにいる場合はSMモール、LBC経由で寄付することも可能です。

 

3.フィリピン大学・セブキャンパス(UP Cebu)

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セブ島にいる方で水や食料などの寄付を行いたい方は、フィリピン大学のセブキャンパスのロビーで行うことが出来ます。1キロのお米、缶物を2つ、インスタント麺3袋、1リットルの水を箱に入れて寄付してくださいと指定しています。

 

4.プランジャパン(Plan Japan)

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発展途上国の子どもたちへの支援を行っているプラン・インターナショナルの日本法人です。

11月11日から寄付活動がスタートし、こちらのサイトから詳細を見ることが出来ます。クレジットカードやコンビニ決算、郵便局からの振り込みを行うことが出来ます。

 

5.日本赤十字社(Japan Red Cross)

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日本の赤十字社からも11日から寄付を行うことが出来るようになりました。寄付についての詳細は書いてありませんが、こちらのページを見ると各金融機関から寄付を行うことが出来るとのことです。

 

6.ユニセフ(UNICEF) / 日本ユニセフ協会( the Japan Committee for UNICEF)

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フィリピンや海外にいる方は国際連合児童基金であるユニセフ、日本にいる方は日本ユニセフ協会から寄付を行うことが出来ます。両方同じユニセフと書いてありますが、お互い別団体になります。

でも各サイトから寄付を行うことが出来ます。ユニセフはこちらから、日本ユニセフ協会から行いたい場合はこちらから。

 

他にもセブ島を始めとするフィリピン各地のレストランや施設で台風で被害を受けた被災地への募金、支給物の寄付を行うことが出来るロケーションや団体があると思いますが、今回はフィリピンやセブ島、日本から援助できるメジャーなものを集めてみました。

レイテ島を始めとする被災地では現在も47万人もの避難者が食料やシェルターなどを求めています。復興にはまだ時間がかかりそうですが、食糧不足などによる混乱を鎮火させて、多くの被災者を支援、サポートを早く行えるようにするのが現在必要なことだと思います。

食料などを送ったり寄付したり、現地へ向かって支援活動を行ったり、何も出来ないけど、メッセージを送ったり見守るというのもサポートの一つです。自分が出来る事、してあげたい事を行うのも良いでしょう。

多くの人々に深い傷を負ってしまいましたが、少しずつ笑顔が戻ってくれると良いですよね!

 

(MIKIO)

[Photos via CNN,Zerothreetwo,Twitter]

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